論文の概要: Daylight entanglement-based quantum key distribution with a quantum dot
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- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.15360v1
- Date: Thu, 30 Jun 2022 15:34:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-07 04:32:30.761796
- Title: Daylight entanglement-based quantum key distribution with a quantum dot
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- Title(参考訳): 量子ドット源を用いた日光絡み型量子鍵分布
- Authors: Francesco Basso Basset, Mauro Valeri, Julia Neuwirth, Emanuele Polino,
Michele B. Rota, Davide Poderini, Claudio Pardo, Giovanni Rodari, Emanuele
Roccia, Saimon F. Covre da Silva, Giuseppe Ronco, Nicol\`o Spagnolo, Armando
Rastelli, Gonzalo Carvacho, Fabio Sciarrino, Rinaldo Trotta
- Abstract要約: 我々は、量子ドット源を用いて、昼間に初めて量子通信プロトコルを実装した。
この技術は、スペクトル帯域幅の狭さとピーク輝度での無視可能な多光子放出の利点を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Entanglement-based quantum key distribution can enable secure communication
in trusted node-free networks and over long distances. Although implementations
exist both in fiber and in free space, the latter approach is often considered
challenging due to environmental factors. Here, we implement a quantum
communication protocol during daytime for the first time using a quantum dot
source. This technology presents advantages in terms of narrower spectral
bandwidth -- beneficial for filtering out sunlight -- and negligible
multiphoton emission at peak brightness. We demonstrate continuous operation
over the course of three and a half days, across an urban 270-m-long free-space
optical link, under different light and weather conditions.
- Abstract(参考訳): 絡み合いに基づく量子鍵分布は、信頼できるノードフリーネットワークと長距離でのセキュアな通信を可能にする。
ファイバーと自由空間の両方に実装が存在するが、後者のアプローチは環境要因のためにしばしば困難であると考えられている。
ここでは、昼間に量子ドットソースを用いて初めて量子通信プロトコルを実装した。
この技術は、スペクトル帯域幅が狭く(太陽光をフィルタリングするのに有用)、ピークの明るさで無視できるマルチ光子放出の利点を提示する。
我々は3日半にわたり、異なる光と気象条件下で、都市部270mの自由空間光リンクを横切る連続動作を実演した。
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