論文の概要: On detection statistics in double-double-slit experiment
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2208.01325v1
- Date: Tue, 2 Aug 2022 09:19:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-02 14:28:20.350182
- Title: On detection statistics in double-double-slit experiment
- Title(参考訳): ダブルダブルスリット実験における検出統計について
- Authors: MohammadJavad Kazemi and Vahid Hosseinzadeh
- Abstract要約: 本稿では,2重2重スリット実験における検出データの統計解析を行う。
主な結果は、粒子の到着時間と位置を含む検出データの左画面および右画面上の共同分布である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this paper, we analyze the statistics of detection data in a general
double-double-slit experiment. The two particles are detected at random times
which are not equal in general and because we do not have any constraint on the
distances of left and right screens from their slits and the ratio as well,
they can be detected in completely different timescales. As the detection of
first particle leads to collapse of the wave function, there is no a
straightforward and agreed method to study this problem in the orthodox
formalism which lacks a clear prediction of these random events and therefore
the quantum state afterwards. This is not the case in Bohmian framework which
we implement in this paper and we can predict the system up to the end of
experiment. The main result is the joint distribution of detection data
including the arrival time and position of the particles on left and right
screens. As one of the main consequences, we see, although the joint spatial
distribution can be affected by a change to the relative location of screens,
the marginals on each side remain intact compatible with signal-locality. At
the end, we see how this result is very sensitive to quantum equilibrium
condition.
- Abstract(参考訳): 本稿では,一般二重スリット実験における検出データの統計解析を行う。
2つの粒子は一般に同じではないランダムな時間で検出され、スリットから左右のスクリーンの距離や比率に制約がないため、全く異なる時間スケールで検出することができる。
第一粒子の検出は波動関数の崩壊につながるため、これらのランダム事象の明確な予測を欠いた正統派形式論においてこの問題を研究するための単純かつ合意された方法はない。
本論文で実装したbohmianフレームワークでは,このようなケースではなく,実験終了までシステムを予測することが可能である。
主な結果は、粒子の到着時間と位置を含む検出データの左画面および右画面上の共同分布である。
主な結果の1つとして,ジョイント空間分布は画面の相対的な位置の変化によって影響を受ける可能性があるが,両サイドの限界は信号の局所性と相容れないままである。
最後に、この結果が量子平衡条件に非常に敏感であることを示す。
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