論文の概要: Phase-quadrature quantum imaging with undetected photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2208.03005v1
- Date: Fri, 5 Aug 2022 06:40:39 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-02 04:54:21.668198
- Title: Phase-quadrature quantum imaging with undetected photons
- Title(参考訳): 非検出光子を用いた位相量子イメージング
- Authors: Bj\"orn Erik Haase, Joshua Hennig, Mirco Kutas, Erik Waller, Julian
Hering, Georg von Freymann, and Daniel Molter
- Abstract要約: 赤外線領域の未検出光子を撮像する非線形干渉計において、偏光光学に基づく位相四分法実装を提案する。
これにより、異なる光路や位相を必要とせずに、単一の画像取得で位相と可視性を得ることができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Sensing with undetected photons allows access to spectral regions with
simultaneous detection of photons of another region and is based on nonlinear
interferometry. To obtain the full information of a sample, the corresponding
interferogram has to be analyzed in terms of amplitude and phase, which has
been realized so far by multiple measurements followed by phase variation.
Here, we present a polarization-optics-based phase-quadrature implementation in
a nonlinear interferometer for imaging with undetected photons in the infrared
region. This allows us to obtain phase and visibility with a single image
acquisition without the need of varying optical paths or phases, thus enabling
the detection of dynamic processes. We demonstrate the usefullness of our
method on a static phase mask opaque to the detected photons as well as on
dynamic measurement tasks as the drying of an isopropanol film and the
stretching of an adhesive tape.
- Abstract(参考訳): 検出されていない光子のセンシングは、他の領域の光子の同時検出を伴うスペクトル領域へのアクセスを可能にし、非線形干渉法に基づいている。
サンプルの完全な情報を得るためには,複数の測定値と位相変化によってこれまで実現されてきた振幅と位相の観点から,対応する干渉図を解析する必要がある。
本稿では,非検出光子を赤外線領域で撮像する非線形干渉計において,偏光光学に基づく位相量子実装を提案する。
これにより、異なる光路や位相を必要とせずに、単一の画像取得で位相と可視性を得ることができるため、動的プロセスの検出が可能となる。
検出された光子に不透明な静的位相マスクを用いた方法と,イソプロパノールフィルムの乾燥や粘着テープの伸長などの動的測定課題について,本手法の有用性を示す。
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