論文の概要: Complex-scaled ab initio QED approach to autoionizing states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2210.00773v1
- Date: Mon, 3 Oct 2022 09:11:26 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2023-01-24 00:44:33.111945
- Title: Complex-scaled ab initio QED approach to autoionizing states
- Title(参考訳): 複雑スケールab initio QED法による自己イオン化状態の研究
- Authors: V. A. Zaytsev, A. V. Malyshev, V. M. Shabaev
- Abstract要約: 自己イオン化状態の厳密なQED記述を目的とした、複雑なスケーリングアプローチに基づくAb initio法について検討する。
自己イオン化状態結合エネルギーは$alpha Z$で非摂動的に処理され、2階までの多電子QED寄与を含む。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Ab initio method based on a complex-scaling approach and aimed at a rigorous
QED description of autoionizing states is worked out. The autoionizing-state
binding energies are treated nonperturbatively in $\alpha Z$ and include all
the many-electron QED contributions up to the second order. The higher-order
electron correlation, nuclear recoil, and nuclear polarization effects are
taken into account as well. The developed formalism is demonstrated on the $LL$
resonances in heliumlike argon and uranium. The most accurate theoretical
predictions for the binding energies are obtained.
- Abstract(参考訳): 複雑なスケーリング手法に基づき,自己イオン化状態の厳密なqed記述を目的としたab initio法を提案する。
自己イオン化状態結合エネルギーは非摂動的に$\alpha z$で処理され、2階まで全ての多電子qed寄与を含む。
高次電子相関、核再コイル、核偏極効果も考慮される。
発達した形式主義は、ヘリウムのようなアルゴンとウランの$LL$共鳴で示される。
結合エネルギーに関する最も正確な理論予測が得られた。
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