論文の概要: Integration of Neuromorphic AI in Event-Driven Distributed Digitized
Systems: Concepts and Research Directions
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2210.11190v1
- Date: Thu, 20 Oct 2022 12:09:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-10-21 14:52:33.413057
- Title: Integration of Neuromorphic AI in Event-Driven Distributed Digitized
Systems: Concepts and Research Directions
- Title(参考訳): イベント駆動分散デジタル化システムにおけるニューロモルフィックaiの統合:概念と研究方向
- Authors: Mattias Nilsson, Olov Schel\'en, Anders Lindgren, Ulf Bodin, Cristina
Paniagua, Jerker Delsing, and Fredrik Sandin
- Abstract要約: 本稿では,統合課題を提起する特徴に着目し,ニューロモルフィックコンピューティングの現状について述べる。
本稿では,ニューロモルフィックシステム統合のためのマイクロサービスベースのフレームワークを提案する。
また,この枠組みの実現の基盤となる概念も提示する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.2746383075956081
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Increasing complexity and data-generation rates in cyber-physical systems and
the industrial Internet of things are calling for a corresponding increase in
AI capabilities at the resource-constrained edges of the Internet. Meanwhile,
the resource requirements of digital computing and deep learning are growing
exponentially, in an unsustainable manner. One possible way to bridge this gap
is the adoption of resource-efficient brain-inspired "neuromorphic" processing
and sensing devices, which use event-driven, asynchronous, dynamic
neurosynaptic elements with colocated memory for distributed processing and
machine learning. However, since neuromorphic systems are fundamentally
different from conventional von Neumann computers and clock-driven sensor
systems, several challenges are posed to large-scale adoption and integration
of neuromorphic devices into the existing distributed digital-computational
infrastructure. Here, we describe the current landscape of neuromorphic
computing, focusing on characteristics that pose integration challenges. Based
on this analysis, we propose a microservice-based framework for neuromorphic
systems integration, consisting of a neuromorphic-system proxy, which provides
virtualization and communication capabilities required in distributed systems
of systems, in combination with a declarative programming approach offering
engineering-process abstraction. We also present concepts that could serve as a
basis for the realization of this framework, and identify directions for
further research required to enable large-scale system integration of
neuromorphic devices.
- Abstract(参考訳): サイバー物理システムとモノの産業用インターネットにおける複雑さとデータ生成率の増大は、インターネットのリソース制限されたエッジにおけるAI能力の増大を呼びかけている。
一方、デジタルコンピューティングとディープラーニングのリソース要件は、持続不可能な方法で指数関数的に増加している。
このギャップを埋める方法のひとつは、イベント駆動、非同期、動的神経シナプス要素と、分散処理と機械学習のためのコロケーションメモリを使用する、リソース効率の高い脳にインスパイアされた"ニューロモーフィック"処理とセンシングデバイスの採用だ。
しかし、ニューロモルフィックシステムは従来のvon neumannコンピュータやクロック駆動センサーシステムとは根本的に異なるため、既存の分散デジタル計算インフラストラクチャへのニューロモルフィックデバイスの導入や統合にいくつかの課題が提起されている。
本稿では,統合課題を提起する特徴に着目し,ニューロモルフィックコンピューティングの現状について述べる。
この分析に基づいて,システムの分散システムに必要な仮想化と通信機能を提供するニューロモーフィックシステムプロキシと,エンジニアリングプロセスの抽象化を提供する宣言型プログラミングアプローチを組み合わせた,ニューロモーフィックシステム統合のためのマイクロサービスベースのフレームワークを提案する。
また,この枠組みの実現の基盤となりうる概念を提示し,ニューロモルフィックデバイスの大規模システム統合を実現するために必要なさらなる研究の方向性を明らかにした。
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