論文の概要: CARE: Causality Reasoning for Empathetic Responses by Conditional Graph
Generation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2211.00255v1
- Date: Tue, 1 Nov 2022 03:45:26 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-11-02 13:50:44.224241
- Title: CARE: Causality Reasoning for Empathetic Responses by Conditional Graph
Generation
- Title(参考訳): CARE:条件付きグラフ生成による共感反応の因果推論
- Authors: Jiashuo Wang, Yi Cheng, Wenjie Li
- Abstract要約: 因果推論のための新しいモデル、すなわち条件変分グラフオートエンコーダ(CVGAE)を開発した。
この枠組み全体をCARE(CAusality Reasoning for Empathetic conversation)と命名した。
実験結果から,本手法は最先端性能を実現することが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 7.745501093146286
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Recent approaches to empathetic response generation incorporate emotion
causalities to enhance comprehension of both the user's feelings and
experiences. However, these approaches suffer from two critical issues. First,
they only consider causalities between the user's emotion and the user's
experiences, and ignore those between the user's experiences. Second, they
neglect interdependence among causalities and reason them independently. To
solve the above problems, we expect to reason all plausible causalities
interdependently and simultaneously, given the user's emotion, dialogue
history, and future dialogue content. Then, we infuse these causalities into
response generation for empathetic responses. Specifically, we design a new
model, i.e., the Conditional Variational Graph Auto-Encoder (CVGAE), for the
causality reasoning, and adopt a multi-source attention mechanism in the
decoder for the causality infusion. We name the whole framework as CARE,
abbreviated for CAusality Reasoning for Empathetic conversation. Experimental
results indicate that our method achieves state-of-the-art performance.
- Abstract(参考訳): 共感応答生成に対する最近のアプローチは、ユーザの感情と経験の両方の理解を高めるために感情因果関係を取り入れている。
しかし、これらのアプローチには2つの重大な問題がある。
まず、彼らはユーザの感情とユーザエクスペリエンスの間の因果関係のみを検討し、ユーザエクスペリエンス間の因果関係を無視する。
第2に、因果関係間の相互依存を無視し、独立して推論する。
上記の問題を解決するため、ユーザの感情、対話履歴、将来の対話内容から、すべてのもっともらしい因果関係を相互に同時に推論することを期待する。
そして、これらの因果関係を共感反応の応答生成に注入する。
具体的には, 因果関係推論のための条件付き変分グラフオートエンコーダ(cvgae)を新たに設計し, 因果関係注入のためのデコーダに多元的注意機構を導入する。
この枠組み全体をCARE(CAusality Reasoning for Empathetic conversation)と命名した。
実験結果から,本手法は最先端性能を実現することが示唆された。
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