論文の概要: Thermal entanglement of superconducting qubits for arbitrary interaction
strength
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2211.00417v1
- Date: Tue, 1 Nov 2022 12:22:31 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-20 19:36:29.225770
- Title: Thermal entanglement of superconducting qubits for arbitrary interaction
strength
- Title(参考訳): 任意の相互作用強度を持つ超伝導量子ビットの熱的絡み合い
- Authors: Areeda Ayoub and Javed Akram
- Abstract要約: 2つの超伝導量子ビットの任意の相互作用強度と基底状態周波数に対する熱絡みについて検討した。
2つの超伝導量子ビット間の外部調整可能なカプラキュービットサンドイッチが絡み合う仕組みを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We investigate the thermal entanglement in two superconducting qubits for
arbitrary interaction strength and ground state frequencies. We calculate the
concurrence of the system to quantify the thermal entanglement. We suggest a
scheme, where an external tunable coupler qubit sandwich between two
superconducting qubits generates entanglement. The behavior of concurrence is
analyzed for three different cases, in which we consider the effects of the
temperature, the qubit-qubit effective coupling strength, and the qubit
frequencies on the thermal entanglement. What deserves mentioning here is that
to achieve maximally entangled states, it is better to use two superconducting
qubits with the same frequencies. We also note that for a given temperature,
the thermal entanglement can be tuned by qubit internal capacitance and
inductance.
- Abstract(参考訳): 超伝導量子ビットの任意の相互作用強度と基底状態周波数に対する熱絡みについて検討した。
熱的絡み合いを定量化するためのシステムの同時性を計算する。
2つの超伝導量子ビット間の外部調整可能なカプラキュービットサンドイッチが絡み合う仕組みを提案する。
コンカージェンスの挙動は, 温度, 量子ビット有効結合強度, 量子ビット周波数が熱絡み合いに及ぼす影響を検討する3つの異なるケースで解析された。
ここで言うべきことは、最大絡み合った状態を達成するためには、同じ周波数で2つの超伝導量子ビットを使う方がよいということだ。
また、与えられた温度では、内部容量とインダクタンスによって熱の絡み合いを調整できることに注意する。
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