論文の概要: Average Token Delay: A Latency Metric for Simultaneous Translation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2211.13173v1
- Date: Tue, 22 Nov 2022 06:45:13 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-11-24 15:41:35.960379
- Title: Average Token Delay: A Latency Metric for Simultaneous Translation
- Title(参考訳): Average Token Delay: 同時翻訳のための遅延メトリック
- Authors: Yasumasa Kano, Katsuhito Sudoh, Satoshi Nakamura
- Abstract要約: Average Token Delay (ATD) と呼ばれる新しい遅延評価指標を提案する。
シミュレーション例を用いてATDの利点を考察するとともに,ATDと平均ラギングの違いと同時翻訳実験について検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 21.142539715996673
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Simultaneous translation is a task in which translation begins before the
speaker has finished speaking. In its evaluation, we have to consider the
latency of the translation in addition to the quality. The latency is
preferably as small as possible for users to comprehend what the speaker says
with a small delay. Existing latency metrics focus on when the translation
starts but do not consider adequately when the translation ends. This means
such metrics do not penalize the latency caused by a long translation output,
which actually delays users' comprehension. In this work, we propose a novel
latency evaluation metric called Average Token Delay (ATD) that focuses on the
end timings of partial translations in simultaneous translation. We discuss the
advantage of ATD using simulated examples and also investigate the differences
between ATD and Average Lagging with simultaneous translation experiments.
- Abstract(参考訳): 同時翻訳は、話者が話し終える前に翻訳が始まるタスクである。
その評価では、品質に加えて翻訳のレイテンシも考慮しなければなりません。
レイテンシは、ユーザが話者の言うことを少しの遅延で理解できるため、可能な限り小さいことが好ましい。
既存のレイテンシメトリクスは、翻訳開始時に焦点を当てるが、翻訳終了時には適切に考慮しない。
つまり、このようなメトリクスは長い翻訳出力によって引き起こされるレイテンシをペナルティにしないため、実際にはユーザの理解が遅れる。
本研究では, 同時翻訳における部分翻訳の終了タイミングに着目した, Average Token Delay (ATD) と呼ばれる新しい遅延評価指標を提案する。
シミュレーション例を用いてATDの利点を考察するとともに,ATDと平均ラギングの違いと同時翻訳実験について検討する。
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