論文の概要: Reconfigurable phase contrast microscopy with correlated photon pairs
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.10918v1
- Date: Wed, 21 Dec 2022 11:04:43 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-09 05:45:44.926186
- Title: Reconfigurable phase contrast microscopy with correlated photon pairs
- Title(参考訳): 相関光子対を用いた再構成型位相コントラスト顕微鏡
- Authors: Hazel Hodgson, Yingwen Zhang, Duncan England, Benjamin Sussman
- Abstract要約: 自発パラメトリックダウンコンバージョンに固有の運動量相関を用いた位相感応顕微鏡法を提案する。
相関対からの1つの光子は顕微鏡的対象に焦点を合わせ、もう1つはフーリエ平面で測定される。
これにより、ターゲットに当たった光子ごとに照明の位置と角度を知ることができ、画像を形成するために使用される照明角の完全なポストプロダクション制御が可能になる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A phase-sensitive microscopy technique is proposed and demonstrated that
employs the momentum correlations inherent in spontaneous parametric
down-conversion. One photon from a correlated pair is focused onto a
microscopic target while the other is measured in the Fourier plane. This
provides knowledge of the position and angle of illumination for every photon
striking the target, allowing full post-production control of the illumination
angle used to form an image. The versatility of this approach is showcased with
asymmetric illumination and differential phase contrast imaging, without any
beam blocks or moving parts.
- Abstract(参考訳): 自発パラメトリックダウンコンバージョンに固有の運動量相関を用いた位相感応顕微鏡法を提案する。
相関対からの1つの光子は微視的ターゲットに集中し、もう1つの光子はフーリエ平面で測定される。
これにより、ターゲットを叩く光子毎の照明位置と角度の知識が提供され、画像を形成するのに使用される照明角のポストプロダクション制御が可能となる。
このアプローチの汎用性は、ビームブロックや可動部品を使わずに、非対称照明と差動位相コントラストイメージングで示される。
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