論文の概要: Diffraction of correlated biphotons through transparent samples
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.22635v1
- Date: Wed, 30 Oct 2024 02:00:02 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-31 14:26:33.931159
- Title: Diffraction of correlated biphotons through transparent samples
- Title(参考訳): 透明試料による相関二光子の回折
- Authors: Nazanin Dehghan, Alessio D'Errico, Yingwen Zhang, Ebrahim Karimi,
- Abstract要約: 位相オブジェクトがソースの画像面に置かれている場合、セントロイド座標の関数の伝播のみを変更することを示す。
本研究は,非干渉計測・量子強調位相イメージングの応用について検討した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
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- Abstract: Two-photon states generated through degenerate spontaneous parametric down-conversion (SPDC) can exhibit sharp correlations in the transverse spatial coordinates. This effect, associated with the separability of the biphoton wavefunction into functions of the centroid and the difference coordinates, leads to unique free space propagation features. Here, we show that if a phase object is placed in the image plane of the source, only the propagation of the function of the centroid coordinates is altered. This propagation can be experimentally reconstructed in coincidence imaging and via post-selection on spatially correlated events, which will reveal the diffraction pattern from the object with a phase enhancement due to the probes' two-photon nature. Our findings offer applications for non-interferometric, quantum-enhanced phase imaging.
- Abstract(参考訳): 縮退した自然パラメトリックダウンコンバージョン(SPDC)によって生成された2光子状態は、横方向の空間座標において鋭い相関を示す。
この効果は、双光子波動関数の遠心関数と差分座標の関数への分離性と関連付けられ、ユニークな自由空間伝播特性をもたらす。
ここでは、位相オブジェクトがソースの画像面に置かれている場合、セントロイド座標の関数の伝播のみを変化させることを示す。
この伝播は、偶然の撮像や、空間的に相関した事象のポストセレクションによって実験的に再構成され、プローブの2光子の性質による位相増強によって物体からの回折パターンが明らかになる。
本研究は,非干渉計測・量子強調位相イメージングの応用について検討した。
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