論文の概要: Impossibility of bosonic autonomous entanglement engines in the
weak-coupling limit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.13309v3
- Date: Wed, 27 Sep 2023 08:02:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-09-28 22:02:14.110685
- Title: Impossibility of bosonic autonomous entanglement engines in the
weak-coupling limit
- Title(参考訳): ボソニック自律エンタングルメントエンジンの弱結合限界における不確かさ
- Authors: Bradley Longstaff, Michael G. Jabbour, and Jonatan Bohr Brask
- Abstract要約: 絡み合った状態は脆弱であり、コヒーレンスを維持することは量子情報処理における中心的な課題である。
特異な定常状態は常に分離可能であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.4137115855910767
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Entanglement is a fundamental feature of quantum physics and a key resource
for quantum communication, computing and sensing. Entangled states are fragile
and maintaining coherence is a central challenge in quantum information
processing. Nevertheless, entanglement can be generated and stabilised through
dissipative processes. In fact, entanglement has been shown to exist in the
steady state of certain interacting quantum systems subject solely to
incoherent coupling to thermal baths. This has been demonstrated in a range of
bi- and multipartite settings using systems of finite dimension. Here we focus
on the steady state of infinite-dimensional bosonic systems. Specifically, we
consider any set of bosonic modes undergoing excitation-number-preserving
interactions of arbitrary strength and divided between an arbitrary number of
parties that each couple weakly to thermal baths at different temperatures. We
show that a unique steady state is always separable.
- Abstract(参考訳): 絡み合いは量子物理学の基本的特徴であり、量子通信、計算、センシングの鍵となる資源である。
絡み合った状態は脆弱であり、コヒーレンスを維持することは量子情報処理における中心的な課題である。
それでも、エンタングルメントは散逸過程を通じて生成および安定化することができる。
実際、絡み合いは、熱浴への不整合結合のみを対象とする相互作用量子系の定常状態に存在することが示されている。
これは有限次元のシステムを用いて、様々な二部および多部構成で証明されている。
ここでは無限次元ボソニック系の定常状態に着目する。
具体的には,任意の強度の励振数保存相互作用を行うボソニックモードの任意の集合を考慮し,各カップルが異なる温度で熱浴に弱く接触する任意の数に分割する。
特異な定常状態は常に分離可能であることを示す。
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