論文の概要: Quantifying high-dimensional spatial entanglement with a
single-photon-sensitive time-stamping camera
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2302.03756v1
- Date: Tue, 7 Feb 2023 21:00:30 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-09 18:09:55.764566
- Title: Quantifying high-dimensional spatial entanglement with a
single-photon-sensitive time-stamping camera
- Title(参考訳): 単一光子感光タイムスタンプカメラによる高次元空間絡み合いの定量化
- Authors: Baptiste Courme, Chlo\'e Verni\`ere, Peter Svihra, Sylvain Gigan,
Andrei Nomerotski and Hugo Defienne
- Abstract要約: 単一光子感度のタイムスタンピングカメラを用いて,高次元空間の絡み合いを定量化する。
我々は,高次元の絡み合いに基づく実用的な量子情報処理プロトコルの開発に向けた道を開いた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.7829352305480284
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: High-dimensional entanglement is a promising resource for quantum
technologies. Being able to certify it for any quantum state is essential.
However, to date, experimental entanglement certification methods are imperfect
and leave some loopholes open. Using a single-photon sensitive time-stamping
camera, we quantify high-dimensional spatial entanglement by collecting all
output modes and without background subtraction, two critical steps on the
route towards assumptions-free entanglement certification. We show
position-momentum Einstein-Podolsky-Rosen (EPR) correlations and quantify the
entanglement of formation of our source to be larger than 2.8 along both
transverse spatial axes, indicating a dimension higher than 14. Our work
overcomes important challenges in photonic entanglement quantification and
paves the way towards the development of practical quantum information
processing protocols based on high-dimensional entanglement.
- Abstract(参考訳): 高次元絡み合いは量子技術にとって有望な資源である。
任意の量子状態に対して証明できることが不可欠である。
しかし、今のところ実験的な絡み合い認証法は不完全であり、いくつかの抜け穴が開いている。
単一光子感度タイムスタンプカメラを用いて,すべての出力モードを収集し,背景減算を行わずに高次元空間絡み合いを定量化する。
位置モメンタムEinstein-Podolsky-Rosen (EPR) 相関関係を示し, 両空間軸に沿って2.8以上の震源の形成の絡み合いを定量化し, 14以上の寸法を示す。
本研究は,光量子化における重要な課題を克服し,高次元エンタングルメントに基づく実用的な量子情報処理プロトコルの開発への道を開く。
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