論文の概要: Generation of intraparticle quantum correlations in amplitude damping channel and its robustness
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.01238v2
- Date: Thu, 4 Jul 2024 13:47:12 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-09 03:22:23.503424
- Title: Generation of intraparticle quantum correlations in amplitude damping channel and its robustness
- Title(参考訳): 振幅減衰チャネルにおける粒子内量子相関の生成とそのロバスト性
- Authors: Animesh Sinha Roy, Namitha C. V., Subroto Mukerjee, Prasanta K. Panigrahi, Urbasi Sinha,
- Abstract要約: 種々の脱コヒーレンスチャネル下での2つの自由度間の粒子内相関について検討した。
振幅減衰流の特異な特徴を観察し, 絡み合いが分離状態から始まることを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.6291443816903801
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum correlations between two or more different degrees of freedom of the same particle is sometimes referred to as intraparticle entanglement. In this work, we study these intra-particle correlations between two different degrees of freedom under various decoherence channels viz. amplitude damping, depolarising and phase damping channels. We observe a unique feature of the amplitude damping channel, wherein entanglement is shown to arise starting from separable states. In case of non maximally entangled input states, in addition to entanglement sudden death, the creation of entanglement is also observed, having an asymptotic decay over a long time. These counter-intuitive behaviours arise due to the subtle interplay of channel and input state parameters, and are not seen for interparticle entanglement without consideration of non-Markovian noise. It is also not observed for maximally entangled input states. Furthermore, investigation of entanglement evolution in phase damping and depolarizing channels shows its robustness against decoherence as compared to interparticle entanglement.
- Abstract(参考訳): 同じ粒子の2つ以上の異なる自由度の間の量子相関は、しばしば粒子内絡みと呼ばれる。
本研究では, 各種脱コヒーレンスチャネルにおける2つの自由度間の粒子内相関について検討し, 振幅減衰, 偏極, 位相減衰チャネルについて検討した。
振幅減衰流の特異な特徴を観察し, 絡み合いが分離状態から始まることを示した。
非極端に絡み合った入力状態の場合、絡み合いの突然の死に加えて、絡み合いの生成も観察され、長年にわたり漸近的な崩壊が見られた。
これらの反直感的行動は、チャネルと入力状態パラメータの微妙な相互作用に起因するものであり、非マルコフノイズを考慮せずに粒子間絡み合いには見られない。
また、最大絡み合った入力状態に対しては観測されない。
さらに, 相減衰・脱分極チャネルにおける絡み合いの進展の研究は, 粒子間絡み合いと比較して, 脱コヒーレンスに対する堅牢性を示している。
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