論文の概要: Generation of a time-bin Greenberger--Horne--Zeilinger state with an
optical switch
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2304.05683v1
- Date: Wed, 12 Apr 2023 08:11:23 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-13 15:38:23.694018
- Title: Generation of a time-bin Greenberger--Horne--Zeilinger state with an
optical switch
- Title(参考訳): 光スイッチを用いた時間ビングリーンベルガー-ホーネ-ザイリンガー状態の生成
- Authors: Hsin-Pin Lo, Takuya Ikuta, Koji Azuma, Toshimori Honjo, William J.
Munro, and Hiroki Takesue
- Abstract要約: マルチパーティライトの絡み合いは、バイパートイト系よりもずっとリッチな現象と強い相関を示す。
時間ビン量子ビットは、量子通信システムにおいて特に重要な役割を果たす。
2x2光スイッチを用いて3光子時間ビンのグリーンバーガー・ホーネ・ザイリンガー状態を生成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Multipartite entanglement is a critical resource in quantum information
processing that exhibits much richer phenomenon and stronger correlations than
in bipartite systems. This advantage is also reflected in its multi-user
applications. Although many demonstrations have used photonic polarization
qubits, polarization-mode dispersion confines the transmission of photonic
polarization qubits through an optical fiber. Consequently, time-bin qubits
have a particularly important role to play in quantum communication systems.
Here, we generate a three-photon time-bin Greenberger-Horne-Zeilinger (GHZ)
state using a 2 x 2 optical switch as a time-dependent beam splitter to
entangle time-bin Bell states from a spontaneous parametric down-conversion
source and a weak coherent pulse. To characterize the three-photon time-bin GHZ
state, we performed measurement estimation, showed a violation of the Mermin
inequality, and used quantum state tomography to fully reconstruct a density
matrix, which shows a state fidelity exceeding 70%. We expect that our
three-photon time-bin GHZ state can be used for long-distance multi-user
quantum communication.
- Abstract(参考訳): 多成分絡み合いは量子情報処理において重要な資源であり、二成分系よりもよりリッチな現象と強い相関を示す。
この利点はマルチユーザーアプリケーションにも反映されている。
多くの実証では光偏光量子ビットを用いたが、偏光モード分散は光偏光量子ビットの光ファイバー透過を制限している。
したがって、時間ビン量子ビットは量子通信システムにおいて特に重要な役割を果たす。
ここでは、2x2光スイッチを時間依存ビームスプリッタとして使用し、自発的なパラメトリックダウンコンバージョン源と弱いコヒーレントパルスからタイムビンベル状態を絡める3光子時間ビングリーンベルガー・ホルン・ザイリンガー状態を生成する。
3光子時間ビンGHZ状態を特徴付けるため,メルミン不等式に反する測定を行い,量子状態トモグラフィーを用いて密度行列の完全再構成を行い,70%を超える状態忠実度を示した。
我々の3光子GHZ状態は、長距離マルチユーザ量子通信に使用できると期待している。
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