論文の概要: Quantum two-way time transfer over a 103 km urban fiber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2305.01897v2
- Date: Fri, 11 Aug 2023 01:29:08 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-08-14 17:02:18.849822
- Title: Quantum two-way time transfer over a 103 km urban fiber
- Title(参考訳): 103kmの都市ファイバー上の量子双方向時間移動
- Authors: Huibo Hong, Runai Quan, Xiao Xiang, Yuting Liu, Tao Liu, Mingtao Cao,
Ruifang Dong, and Shougang Zhang
- Abstract要約: 我々は、103kmの都市ファイバリンク上での2方向の量子時間転送を実装した。
10 sで3.67 ps、40000 sで0.28 psの時間移動安定性が達成されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.752176524417018
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: As a new approach to realizing high-precision time synchronization between
remote time scales, quantum two-way time transfer via laboratory fiber link has
shown significant enhancement of the transfer stability to several tens of
femtoseconds. To verify its great potential in practical systems, the field
test in long-haul installed fiber optic infrastructure is required to be
demonstrated. In this paper, we implement the two-way quantum time transfer
over a 103 km urban fiber link. A time transfer stability of 3.67 ps at 10 s
and 0.28 ps at 40000 s has been achieved, despite the large attenuation of 38
dB leading to fewer than 40 correlated events per second. This achievement
marks the first successful step of quantum two-way time transfer in the task of
high-precision long-distance field transfer systems.
- Abstract(参考訳): 遠隔時間スケール間の高精度時間同期を実現するための新しいアプローチとして、実験室のファイバーリンクによる量子双方向時間転送は、数十フェムト秒間の転送安定性を著しく向上させた。
実用システムにおけるその大きな可能性を検証するためには, 長距離設置光ファイバインフラストラクチャにおけるフィールドテストの実証が必要である。
本稿では,103kmの都市ファイバーリンク上での2方向量子時間転送を実現する。
10sで3.67ps、40000sで0.28psの時間移動安定性が達成されているが、38dBの大きな減衰は毎秒40回未満の相関現象をもたらす。
この成果は、高精度長距離場移動システムのタスクにおける量子二方向時間移動の最初の成功例である。
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