論文の概要: A simpler security proof for 6-state quantum key distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2305.03940v1
- Date: Sat, 6 May 2023 05:42:56 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-09 18:37:00.700411
- Title: A simpler security proof for 6-state quantum key distribution
- Title(参考訳): 6状態量子鍵分布の簡単なセキュリティ証明
- Authors: Kaan Akyuz and Boris Skoric
- Abstract要約: 6状態量子鍵分布(QKD)は、量子ビットベースのQKDスキームのクラスで最も高い鍵レートを達成する。
2005年から開発された標準的なセキュリティ証明は、滑らかなレニイエントロピーを含む複雑な定理を導出する。
本稿では,Renyiエントロピーを完全に回避した6状態QKDのセキュリティ証明を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.355458445741348
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Six-state Quantum Key Distribution (QKD) achieves the highest key rate in the
class of qubit-based QKD schemes. The standard security proof, which has been
developed since 2005, invokes complicated theorems involving smooth Renyi
entropies. In this paper we present a simpler security proof for 6-state QKD
that entirely avoids Renyi entropies. This is achieved by applying state
smoothing directly in the Bell basis. We furthermore show that the same proof
technique can be used for 6-state quantum key recycling.
- Abstract(参考訳): 6状態量子鍵分布(QKD)は、量子ビットベースのQKDスキームのクラスで最も高い鍵レートを達成する。
2005年から開発された標準セキュリティ証明は、滑らかなレーニーエントロピーを含む複雑な定理を導く。
本稿では,Renyiエントロピーを完全に回避した6状態QKDのセキュリティ証明を提案する。
これはベルベースで直接状態平滑化を適用することで達成される。
さらに,同じ証明手法を6状態の量子鍵リサイクルにも利用できることを示した。
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