論文の概要: Long-distance entanglement sharing using hybrid states of discrete and continuous variables
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2305.18906v4
- Date: Mon, 1 Apr 2024 15:29:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-04 13:41:51.148934
- Title: Long-distance entanglement sharing using hybrid states of discrete and continuous variables
- Title(参考訳): 離散変数と連続変数のハイブリッド状態を用いた長距離絡み合い共有
- Authors: Soumyakanti Bose, Jaskaran Singh, Adán Cabello, Hyunseok Jeong,
- Abstract要約: 連続変数 (CV) と離散変数 (DV) のハイブリッド絡み合い (HE) を用いた高速長距離絡み合わせの実現可能なスキームを提案する。
我々は、絡み合いに基づく量子鍵分布プロトコル(EB-QKD)を用いて、結果として生じるDV絡み合い状態をベンチマークする。
以上の結果から,HE状態は,量子情報処理のさらなる応用につながる可能性のある,実用的な長距離・高速絡み合い発生に明確な優位性をもたらすことが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We introduce a feasible scheme to produce high-rate long-distance entanglement which uses hybrid entanglement (HE) between continuous variables (CV) and discrete variables (DV). We show that HE can effectively remove the experimental limitations of existing CV and DV systems to produce long range entanglement. We benchmark the resulting DV entangled states using an entanglement-based quantum key distribution (EB-QKD) protocol. We show that, using HE states, EB-QKD is possible with standard telecommunication fibers for 300 km. The key idea is using the CV part, which can be adjusted to be robust against photon losses, for increasing the transmission distance, while using the DV part for achieving high secure key rates. Our results point out that HE states provide a clear advantage for practical long-distance and high-rate entanglement generation that may lead to further applications in quantum information processing.
- Abstract(参考訳): 本研究では,連続変数 (CV) と離散変数 (DV) のハイブリッド絡み合い (HE) を用いた高速長距離絡み合いを実現するための実現可能なスキームを提案する。
HEは,既存のCVおよびDVシステムの実験的限界を効果的に除去し,長距離の絡み合いを生じさせることを示す。
我々は, 絡み合いに基づく量子鍵分布(EB-QKD)プロトコルを用いて, 結果として生じるDV絡み合い状態をベンチマークする。
EB-QKD は HE 状態を用いて,300 km の標準電気通信ファイバーで実現可能であることを示す。
鍵となるアイデアは、高いセキュアなキーレートを達成するためにDV部を使用しながら、光子損失に対して堅牢に調整できるCV部を使用することである。
以上の結果から,HE状態は,量子情報処理のさらなる応用につながる可能性のある,実用的な長距離・高速絡み合い生成に明確な優位性をもたらすことが示唆された。
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