論文の概要: Manipulating spatial structure of high-order quantum coherence with
entangled photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.00772v1
- Date: Thu, 1 Jun 2023 15:04:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-02 15:27:30.152947
- Title: Manipulating spatial structure of high-order quantum coherence with
entangled photons
- Title(参考訳): 絡み合った光子を用いた高次量子コヒーレンスの空間構造制御
- Authors: Shuang-Yin Huang, Jing Gao, Zhi-Cheng Ren, Zi-Mo Cheng, Wen-Zheng Zhu,
Shu-Tian Xue, Yan-Chao Lou, Zhi-Feng Liu, Chao Chen, Fei Zhu, Li-Ping Yang,
Xi-Lin Wang, and Hui-Tian Wang
- Abstract要約: 時間領域における光の量子コヒーレンスを操作することにより、単一光子源を生成することができる。
空間領域における高次量子コヒーレンスは、量子イメージング、ホログラフィー、顕微鏡などの様々な応用において重要な役割を果たしている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 15.627112223345419
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: High-order quantum coherence reveals the statistical correlation of quantum
particles. Manipulation of quantum coherence of light in temporal domain
enables to produce single-photon source, which has become one of the most
important quantum resources. High-order quantum coherence in spatial domain
plays a crucial role in a variety of applications, such as quantum imaging,
holography and microscopy. However, the active control of high-order spatial
quantum coherence remains a challenging task. Here we predict theoretically and
demonstrate experimentally the first active manipulation of high-order spatial
quantum coherence by mapping the entanglement of spatially structured photons.
Our results not only enable to inject new strength into current applications,
but also provide new possibilities towards more wide applications of high-order
quantum coherence.
- Abstract(参考訳): 高次量子コヒーレンスは、量子粒子の統計的相関を明らかにする。
時間領域における光の量子コヒーレンス操作により、単一光子源が生成され、これが最も重要な量子資源の1つとなっている。
空間領域における高次量子コヒーレンスは、量子イメージング、ホログラフィ、顕微鏡といった様々な応用において重要な役割を果たす。
しかし、高次空間量子コヒーレンスのアクティブ制御は依然として困難な課題である。
本稿では,空間構造光子の絡み合いをマッピングすることにより,高次空間量子コヒーレンスの最初のアクティブ操作を理論的に予測し,実験的に実証する。
我々の結果は、現在のアプリケーションに新たな強みを注入するだけでなく、高次量子コヒーレンスのより広範な応用への新たな可能性をもたらす。
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