論文の概要: Notes on the inverse Compton scattering
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.02160v1
- Date: Sat, 3 Jun 2023 17:06:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-06 19:45:52.344176
- Title: Notes on the inverse Compton scattering
- Title(参考訳): 逆コンプトン散乱に関する注記
- Authors: Kirill Bornikov, Igor Volobuev, Yuri Popov
- Abstract要約: この論文は、相対論的電子による光子の逆コンプトン散乱の運動条件と衝突粒子の偏極を扱う。
電子と光子ヘリシティが断面の値に有意な影響を及ぼすことが発見された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The paper deals with kinematic conditions for the inverse Compton scattering
of photons by relativistic electrons and the polarizations of the colliding
particles, which affect the value of the differential cross section of the
process. A significant influence of the electron and photon helicity on the
value of the cross section has been found. In the ultrarelativistic case, a
surprising effect of an almost twofold increase in the cross section of
scattering in the direction of the initial electron momentum has also been
discovered, when the initial photon momentum is transverse to that of the
initial electron.
- Abstract(参考訳): この論文は、相対論的電子による光子の逆コンプトン散乱と衝突粒子の偏光に対する運動的条件を扱っており、この過程の微分断面積の値に影響を及ぼす。
電子と光子ヘリシティが断面の値に有意な影響を及ぼすことが発見された。
超相対論的な場合、初期光子運動量と初期電子の運動量とが逆になるときに、初期電子運動量方向の散乱の断面がほぼ2倍に増加するという驚くべき効果も発見されている。
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