論文の概要: Improving Empathetic Dialogue Generation by Dynamically Infusing
Commonsense Knowledge
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.04657v1
- Date: Wed, 24 May 2023 10:25:12 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-11 13:28:02.283012
- Title: Improving Empathetic Dialogue Generation by Dynamically Infusing
Commonsense Knowledge
- Title(参考訳): 常識知識を動的に取り入れた共感対話生成の改善
- Authors: Hua Cai, Xuli Shen, Qing Xu, Weilin Shen, Xiaomei Wang, Weifeng Ge,
Xiaoqing Zheng and Xiangyang Xue
- Abstract要約: 共感的な会話では、個人は他人に対する共感を表現する。
これまでの研究は主に、話者の感情を利用して共感的な反応を生み出すことに焦点を当ててきた。
本稿では,コモンセンス知識選択のための適応モジュールを組み込んだ共感応答生成手法を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 39.536604198392375
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In empathetic conversations, individuals express their empathy towards
others. Previous work has mainly focused on generating empathetic responses by
utilizing the speaker's emotion. Besides, external commonsense knowledge has
been applied to enhance the system's understandings of the speaker's situation.
However, given an event, commonsense knowledge base contains various relations,
potentially leading to confusion for the dialogue system. Consequently,
inconsistencies arise among the emotion, generated response and speaker's
contextual information. To this end, we propose a novel approach for empathetic
response generation, which incorporates an adaptive module for commonsense
knowledge selection to ensure consistency between the generated empathetic
responses and the speaker's situation. This selected knowledge is used to
refine the commonsense cognition and empathy expression for generated
responses. Experimental results show that our approach significantly
outperforms baseline models in both automatic and human evaluations, exhibiting
the generation of more coherent and empathetic responses. Moreover, case
studies highlight the interpretability of knowledge selection in the responses
and the effectiveness of adaptive module in our model. Code:
https://github.com/Hanscal/DCKS.
- Abstract(参考訳): 共感的な会話では、個人は他人に対する共感を表現する。
これまでの研究は主に、話者の感情を利用して共感的な反応を生み出すことに焦点を当ててきた。
また,外部コモンセンス知識は,話者の状況に対するシステムの理解を深めるために適用されている。
しかし、イベントが与えられた場合、コモンセンス知識ベースには様々な関係があり、対話システムの混乱につながる可能性がある。
その結果、感情、生成した応答、話者の文脈情報の間に矛盾が生じる。
そこで本研究では,共用知識選択のための適応モジュールを組み込んで,生成した共感応答と話者の状況との整合性を確保することを目的とした,共感応答生成のための新しいアプローチを提案する。
この選択された知識は、生成した応答に対する常識認知と共感表現を洗練するために使用される。
実験の結果,本手法は,自動評価と人間評価の両方において,ベースラインモデルよりも有意に優れており,よりコヒーレントで共感的な反応が得られた。
さらにケーススタディでは,応答における知識選択の解釈可能性と,モデルにおける適応モジュールの有効性を強調する。
コード:https://github.com/Hanscal/DCKS。
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