論文の概要: Pyroelectric Influence on Lithium Niobate During the Thermal Transition
for Cryogenic Integrated Photonics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.12123v1
- Date: Wed, 21 Jun 2023 09:13:44 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-22 14:09:52.918299
- Title: Pyroelectric Influence on Lithium Niobate During the Thermal Transition
for Cryogenic Integrated Photonics
- Title(参考訳): 極低温集積フォトニクスの熱遷移における硝酸リチウムの熱電効果
- Authors: Frederik Thiele, Thomas Hummel, Nina Amelie Lange, Felix Dreher,
Maximilian Protte, Felix vom Bruch, Sebastian Lengeling, Harald Herrmann,
Christof Eigner, Christine Silberhorn, and Tim J. Bartley
- Abstract要約: ニオブ酸リチウムは、集積量子光学のための有望なプラットフォームとして登場した。
室温から25Kに変化したニオブ酸リチウム導波路の光特性に及ぼす熱電率と熱電率の影響について検討した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Lithium niobate has emerged as a promising platform for integrated quantum
optics, enabling efficient generation, manipulation, and detection of quantum
states of light. However, integrating single-photon detectors requires
cryogenic operating temperatures, since the best performing detectors are based
on narrow superconducting wires. While previous studies have demonstrated the
operation of quantum light sources and electro-optic modulators in LiNbO3 at
cryogenic temperatures, the thermal transition between room temperature and
cryogenic conditions introduces additional effects that can significantly
influence device performance. In this paper, we investigate the generation of
pyroelectric charges and their impact on the optical properties of lithium
niobate waveguides when changing from room temperature to 25K, and vice versa.
We measure the generated pyroelectric charge flow and correlate this with fast
changes in the birefringence acquired through the Senarmont method. Both
electrical and optical influence of the pyroelectric effect occurs
predominantly at temperatures above 100K.
- Abstract(参考訳): ニオブ酸リチウムは統合量子光学の有望なプラットフォームとして登場し、効率的な量子状態の生成、操作、検出を可能にしている。
しかし、最も優れた検出器は狭い超伝導線をベースとしているため、単一光子検出器を統合するには低温の運転温度が必要である。
これまでの研究では、極低温でのlinbo3の量子光源と電気光学変調器の動作が実証されているが、室温と極低温の温度遷移はデバイス性能に大きな影響を及ぼす効果をもたらす。
本研究では, 室温から25kに変化するニオブ酸リチウム導波路の光特性に及ぼす熱電電荷の発生とその影響について検討した。
生成した熱電電荷の流れを計測し,セナーモント法で得られた複屈折の高速変化と相関する。
熱電効果の電気的および光学的影響は、主に100K以上の温度で起こる。
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