論文の概要: Observation and manipulation of quantum interference in a
superconducting Kerr parametric oscillator
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.12299v3
- Date: Fri, 28 Jul 2023 05:42:06 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-31 15:31:26.440727
- Title: Observation and manipulation of quantum interference in a
superconducting Kerr parametric oscillator
- Title(参考訳): 超伝導ケラーパラメトリック発振器における量子干渉の観測と操作
- Authors: Daisuke Iyama, Takahiko Kamiya, Shiori Fujii, Hiroto Mukai, Yu Zhou,
Toshiaki Nagase, Akiyoshi Tomonaga, Rui Wang, Jiao-Jiao Xue, Shohei Watabe,
Sangil Kwon, and Jaw-Shen Tsai
- Abstract要約: We report a direct observed of quantum interference induced by quantum tunneling in a superconducting circuit through Wigner tomography。
我々は、この量子干渉のすべての重要な性質を実験的に解明し、例えば、フォック状態から猫状態へのマッピング、ポンプの変形による時間的振動、その特性であるラビ振動とラムゼー縞を解明した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.686114187917434
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: Quantum tunneling is the phenomenon that makes superconducting circuits
"quantum". Recently, there has been a renewed interest in using quantum
tunneling in phase space of a Kerr parametric oscillator as a resource for
quantum information processing. Here, we report a direct observation of quantum
interference induced by such tunneling in a planar superconducting circuit
through Wigner tomography. We experimentally elucidate all essential properties
of this quantum interference, such as mapping from Fock states to cat states, a
temporal oscillation due to the pump detuning, as well as its characteristic
Rabi oscillations and Ramsey fringes. Finally, we perform gate operations as
manipulations of the observed quantum interference. Our findings lay the
groundwork for further studies on quantum properties of superconducting Kerr
parametric oscillators and their use in quantum information technologies.
- Abstract(参考訳): 量子トンネルは超伝導回路を「量子」にする現象である。
近年,Kerrパラメトリック発振器の位相空間における量子トンネルを量子情報処理の資源として利用することへの関心が高まっている。
本稿では、ウィグナートモグラフィによる平面超伝導回路のトンネルによる量子干渉の直接観測について報告する。
この量子干渉の全ての本質的性質、例えばフォック状態からキャット状態へのマッピング、ポンプのデチューニングによる時間的振動、そしてその特徴的なラビ振動とラムジー縞を実験的に解明する。
最後に,観測された量子干渉の操作としてゲート操作を行う。
本研究は,超伝導Kerrパラメトリック発振器の量子特性と量子情報技術への応用に関する基礎研究である。
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