論文の概要: Security of a Continuous-Variable based Quantum Position Verification
Protocol
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.04166v1
- Date: Tue, 8 Aug 2023 09:56:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-08-09 13:13:47.046452
- Title: Security of a Continuous-Variable based Quantum Position Verification
Protocol
- Title(参考訳): 連続変数ベースの量子位置検証プロトコルのセキュリティ
- Authors: Rene Allerstorfer, Lloren\c{c} Escol\`a-Farr\`as, Arpan Akash Ray,
Boris \v{S}kori\'c, Florian Speelman, Philip Verduyn Lunel
- Abstract要約: 我々は、コヒーレントな状態とその特性を利用するプロトコルを提示し、分析する。
我々は、エントロピーの不確実性関係を通じて、無拘束攻撃者に対するプロトコルの安全性を証明する。
連続変数のEPRペアを事前に共有している攻撃者がプロトコルを破ることができることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In this work we study quantum position verification with continuous-variable
quantum states. In contrast to existing discrete protocols, we present and
analyze a protocol that utilizes coherent states and its properties. Compared
to discrete-variable photonic states, coherent states offer practical
advantages since they can be efficiently prepared and manipulated with current
technology. We prove security of the protocol against any unentangled attackers
via entropic uncertainty relations, showing that the adversary has more
uncertainty than the honest prover about the correct response as long as the
noise in the quantum channel is below a certain threshold. Additionally, we
show that attackers who pre-share one continuous-variable EPR pair can break
the protocol.
- Abstract(参考訳): 本研究では,連続可変量子状態を用いた量子位置検証について検討する。
既存の離散プロトコルとは対照的に,コヒーレントな状態とその特性を利用するプロトコルを提示・分析する。
離散可変フォトニック状態と比較して、コヒーレント状態は、現在の技術で効率的に調製および操作できるため、実用的な利点がある。
我々は,量子チャネル内の雑音が一定のしきい値以下である限り,敵は正しい応答について正直な証明者よりも不確実性が高いことを示すため,エントロピーな不確実性関係を通じて,絡み合っていない攻撃者に対するプロトコルのセキュリティを証明した。
さらに,eprペアを1つだけ共有する攻撃者がプロトコルを破ることができることを示す。
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