論文の概要: Continuous-variable Quantum Position Verification secure against entangled attackers
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.14261v1
- Date: Mon, 22 Apr 2024 15:09:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-23 13:37:25.074098
- Title: Continuous-variable Quantum Position Verification secure against entangled attackers
- Title(参考訳): 絡み合った攻撃者に対する連続可変量子位置検証
- Authors: Rene Allerstorfer, Llorenç Escolà-Farràs, Arpan Akash Ray, Boris Skoric, Florian Speelman,
- Abstract要約: 我々は,攻撃者が絡み合いを事前に共有していない場合に限り,コヒーレント状態を用いた量子位置検証プロトコルを安全に実装可能であることを示す。
このプロトコルは、特定の減衰と余剰ノイズに対して安全であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.6011824091708076
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Motivated by the fact that coherent states may offer practical advantages it was recently shown that a continuous-variable (CV) quantum position verification (QPV) protocol using coherent states could be securely implemented if and only if attackers do not pre-share any entanglement. In the discrete-variable (DV) analogue of that protocol it was shown that modifying how the classical input information is sent from the verifiers to the prover leads to a favourable scaling in the resource requirements for a quantum attack. In this work, we show that similar conclusions can be drawn for CV-QPV. By adding extra classical information of size $n$ to a CV-QPV protocol, we show that the protocol, which uses a coherent state and classical information, remains secure, even if the quantum information travels arbitrarily slow, against attackers who pre-share CV (entangled) states with a linear (in $n$) cutoff at the photon number. We show that the protocol remains secure for certain attenuation and excess noise.
- Abstract(参考訳): コヒーレント状態が実用的な利点をもたらす可能性があるという事実により、最近になって、コヒーレント状態を用いた連続可変(CV)量子位置検証(QPV)プロトコルが、攻撃者が絡み合いを事前に共有していない場合に限り、安全に実装できることが示されている。
このプロトコルの離散可変(DV)アナログにおいて、検証者から証明者への古典的な入力情報の送信方法を変更することにより、量子攻撃のリソース要求が好適にスケールできることが示されている。
本研究では,CV-QPVについても同様の結論を導出できることを示す。
CV-QPVプロトコルに$n$の古典的情報を加えることで、たとえ量子情報が任意に遅いとしても、コヒーレントな状態と古典的な情報を使用するプロトコルは、光子数で線形($n$)カットオフを持つCV(絡み合った)状態の攻撃者に対して、安全であることを示す。
このプロトコルは、特定の減衰と余剰ノイズに対して安全であることを示す。
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