論文の概要: Simulating quantum backflow on a quantum computer
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2309.02245v1
- Date: Tue, 5 Sep 2023 13:53:55 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-09-06 14:22:05.070670
- Title: Simulating quantum backflow on a quantum computer
- Title(参考訳): 量子コンピュータ上での量子バックフローのシミュレーション
- Authors: Arseni Goussev and Jaewoo Joo
- Abstract要約: 量子バックフロー(Quantum backflow)は、自由粒子の確率密度が粒子の運動量と反対方向に移動する反直感効果である。
実量子コンピュータを用いた量子バックフローのシミュレーションについて述べる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum backflow is a counterintuitive effect in which the probability
density of a free particle moves in the direction opposite to the particle's
momentum. If the particle is electrically charged, then the effect can be
viewed as the contrast between the direction of electric current and that of
the momentum. To date, there has been no direct experimental observation of
quantum backflow. However, the effect has been simulated numerically (using
classical computers) and optically (using classical light). In this study, we
present the first simulation of quantum backflow using a real quantum computer.
- Abstract(参考訳): 量子バックフロー(Quantum backflow)は、自由粒子の確率密度が粒子の運動量と反対方向に移動する反直感効果である。
粒子が電気的に帯電されている場合、その効果は電流の方向と運動量とのコントラストと見なすことができる。
これまで、量子バックフローの実験的な観測は行われていない。
しかし、この効果は数値的に(古典的コンピュータを用いて)、光学的に(古典的光を用いて)シミュレートされている。
本研究では,実際の量子コンピュータを用いた量子バックフローの最初のシミュレーションを行う。
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