論文の概要: On-demand driven dissipation for cavity reset and cooling
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.16785v3
- Date: Wed, 7 Feb 2024 02:39:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-08 19:45:22.604703
- Title: On-demand driven dissipation for cavity reset and cooling
- Title(参考訳): キャビティリセットと冷却のためのオンデマンド駆動散逸
- Authors: Vivek Maurya, Haimeng Zhang, Daria Kowsari, Andre Kuo, Darian M.
Hartsell, Clark Miyamoto, Jocelyn Liu, Sadman Shanto, Evangelos Vlachos,
Azarin Zarassi, Kater W. Murch, and Eli M. Levenson-Falk
- Abstract要約: 電磁界の目標モード上で能動的かつオンデマンドで調整可能な消散を提供する超伝導回路装置を提案する。
本研究は,回路QEDにおける環境工学およびエントロピー除去のためのモジュールツールとしての有用性を実証するものである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.1913942277204432
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We present a superconducting circuit device that provides active, on-demand,
tunable dissipation on a target mode of the electromagnetic field. Our device
is based on a tunable "dissipator" that can be made lossy when tuned into
resonance with a broadband filter mode. When driven parametrically, this
dissipator induces loss on any mode coupled to it with energy detuning equal to
the drive frequency. We demonstrate the use of this device to reset a
superconducting qubit's readout cavity after a measurement, removing photons
with a characteristic rate above $50\ \mu\mathrm{s}^{-1}$. We also demonstrate
that the dissipation can be driven constantly to simultaneously damp and cool
the cavity, effectively eliminating thermal photon fluctuations as a relevant
decoherence channel. Our results demonstrate the utility of our device as a
modular tool for environmental engineering and entropy removal in circuit QED.
- Abstract(参考訳): 電磁界の目標モード上で能動的かつオンデマンドで調整可能な消散を提供する超伝導回路装置を提案する。
私たちのデバイスは、ブロードバンドフィルタモードと共振するように調整可能な「消毒器」をベースとしています。
パラメトリックに駆動すると、この散逸器は駆動周波数に等しいエネルギーデチューニングと結合した任意のモードの損失を誘導する。
この装置を用いて超伝導量子ビットの読み出し空洞を測定後にリセットし,50\\\mu\mathrm{s}^{-1}$以上の特性を有する光子を除去した。
また, キャビティの減衰と冷却を同時に行うために, 消散を常に駆動し, 熱光子揺らぎを適切な非干渉チャネルとして効果的に除去できることを実証した。
本研究は,回路QEDにおける環境工学およびエントロピー除去のためのモジュールツールとしての有用性を示す。
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