論文の概要: Intermodal quantum key distribution field trial with active switching
between fiber and free-space channels
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.17441v1
- Date: Thu, 26 Oct 2023 14:52:35 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-27 19:48:50.809751
- Title: Intermodal quantum key distribution field trial with active switching
between fiber and free-space channels
- Title(参考訳): ファイバーチャネルと自由空間チャネル間のアクティブスイッチングを用いたモード間量子鍵分布実験
- Authors: Francesco Picciariello, Ilektra Karakosta-Amarantidou, Edoardo Rossi,
Marco Avesani, Giulio Foletto, Luca Calderaro, Giuseppe Vallone, Paolo
Villoresi, and Francesco Vedovato
- Abstract要約: 本稿では、モーダル量子鍵分布系のフィールドトライアルについて述べる。
アクティブチャネルは、620mのフリースペースリンクと17kmの展開ファイバの間で交互に切り替えられる。
自由空間流路の性能は大気乱流強度に対して評価される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Intermodal quantum key distribution enables the integration of fiber networks
and free-space channels, which are both necessary elements for the development
of a global quantum network. We present a field trial of an intermodal quantum
key distribution system - comprised of two polarization-based transmitters and
a single receiver - in which the active channel is alternately switched between
a free-space link of 620 m and a 17km-long deployed fiber in the metropolitan
area of Padova. The performance of the free-space channel is evaluated against
the atmospheric turbulence strength. The field trial lasted for several hours
in daylight conditions, attesting the intermodal functionality between fiber
and free-space channels. Our switching system represents a cost-effective
solution for a trusted quantum key distribution network, reducing the number of
necessary devices in different network topologies.
- Abstract(参考訳): インターモーダル量子鍵分布は、グローバル量子ネットワークの発展に必要な要素であるファイバーネットワークと自由空間チャネルの統合を可能にする。
本研究では,2つの分極型送信機と1つの受信機からなり,パドヴァ大都市圏の620mの空き空間リンクと17kmの展開繊維とを交互に切り替えた,モード間量子鍵分布系のフィールドトライアルについて述べる。
自由空間チャネルの性能は大気乱流強度に対して評価される。
フィールドトライアルは、光の条件下で数時間続き、繊維と自由空間のチャンネル間のインターモーダル機能を実証した。
我々のスイッチングシステムは、信頼できる量子鍵分布ネットワークのためのコスト効率の良いソリューションであり、異なるネットワークトポロジで必要なデバイスの数を減らす。
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