論文の概要: Towards the Impossibility of Quantum Public Key Encryption with
Classical Keys from One-Way Functions
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.03512v1
- Date: Mon, 6 Nov 2023 20:41:25 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-08 17:52:02.108052
- Title: Towards the Impossibility of Quantum Public Key Encryption with
Classical Keys from One-Way Functions
- Title(参考訳): ワンウェイ関数からの古典鍵を用いた量子公開鍵暗号化の不可能性に向けて
- Authors: Samuel Bouaziz--Ermann, Alex B. Grilo, Damien Vergnaud, and Quoc-Huy
Vu
- Abstract要約: 量子公開鍵を考えると、一方通行関数(OWF)からの公開鍵暗号(PKE)が可能であることが最近示されている。
本稿では,従来の公開鍵を用いたPKEのブラックボックス分離とOWFからの量子暗号文に着目した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.5999777817331317
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: There has been a recent interest in proposing quantum protocols whose
security relies on weaker computational assumptions than their classical
counterparts. Importantly to our work, it has been recently shown that
public-key encryption (PKE) from one-way functions (OWF) is possible if we
consider quantum public keys. Notice that we do not expect classical PKE from
OWF given the impossibility results of Impagliazzo and Rudich (STOC'89).
However, the distribution of quantum public keys is a challenging task.
Therefore, the main question that motivates our work is if quantum PKE from OWF
is possible if we have classical public keys. Such protocols are impossible if
ciphertexts are also classical, given the impossibility result of Austrin et
al. (CRYPTO'22) of quantum enhanced key-agreement (KA) with classical
communication. In this paper, we focus on black-box separation for PKE with
classical public key and quantum ciphertext from OWF under the polynomial
compatibility conjecture, first introduced in Austrin et al.. More precisely,
we show the separation when the decryption algorithm of the PKE does not query
the OWF. We prove our result by extending the techniques of Austrin et al. and
we show an attack for KA in an extended classical communication model where the
last message in the protocol can be a quantum state.
- Abstract(参考訳): 近年、セキュリティは古典的プロトコルよりも弱い計算仮定に依存している量子プロトコルの提案への関心が高まっている。
近年,量子公開鍵を考えると,一方方向関数(OWF)からの公開鍵暗号(PKE)が可能であることが確認されている。
Impagliazzo と Rudich (STOC'89) の不合理な結果を考えると、OWF の古典的な PKE は期待できないことに注意。
しかし、量子公開鍵の分布は難しい課題である。
したがって、我々の研究を動機付ける主な疑問は、 owf の量子 pke が古典的公開鍵を持つ場合に可能かどうかである。
このようなプロトコルは、暗号文も古典的であり、古典的な通信を伴う量子強化鍵増幅(KA)のAusstrin et al.(CRYPTO'22)の不合理性の結果を考えると不可能である。
本稿では,従来の公開鍵を用いたpkeのブラックボックス分離と,austrinらによって初めて導入された多項式相性予想に基づくowfからの量子暗号文に着目した。
より正確には、PKEの復号アルゴリズムがOWFに問い合わせない場合の分離を示す。
我々は、Austroinらの手法を拡張して結果を証明し、プロトコルの最後のメッセージが量子状態となるような拡張古典的通信モデルにおいて、KAに対する攻撃を示す。
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