論文の概要: Time correlations in atmospheric quantum channels
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.07730v1
- Date: Mon, 13 Nov 2023 20:25:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-15 16:17:17.840547
- Title: Time correlations in atmospheric quantum channels
- Title(参考訳): 大気量子チャネルにおける時間相関
- Authors: M. Klen, D. Vasylyev, W. Vogel, A. A. Semenov
- Abstract要約: リモートパーティ間での量子情報の効率的な転送は、大気チャネル上での量子通信にとって重要な課題である。
チャネル透過率のランダム変動は、その実践上の大きな障害要因である。
本研究では,異なるタイミングでチャネル透過率の相関について検討し,二つの伝送プロトコルに着目した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Efficient transfer of quantum information between remote parties is a crucial
challenge for quantum communication over atmospheric channels. Random
fluctuations of the channel transmittance are a major disturbing factor for its
practical implementation. We study correlations between channel transmittances
at different moments of time and focus on two transmission protocols. The first
is related to the robustness of both discrete- and continuous-variable
entanglement between time-separated light pulses, showing a possibility to
enlarge the effective dimension of the Hilbert space. The second addresses a
preselection of high-transmittance events by testing them with bright classical
pulses followed by quantum light. Our results show a high capacity of the
time-coherence resource for encoding and transferring quantum states of light
in atmospheric channels.
- Abstract(参考訳): リモートパーティ間の量子情報の効率的な転送は、大気チャネル上の量子通信にとって重要な課題である。
チャネル透過率のランダム変動は、その実践上の大きな障害要因である。
異なる時点におけるチャネル透過率の相関について検討し,2つの伝送プロトコルに着目した。
1つ目は、時間分離光パルス間の離散的および連続的可変な絡み合いの堅牢性に関連しており、ヒルベルト空間の有効次元を拡大する可能性を示している。
2つ目は、明るい古典的なパルスと続く量子光でテストすることで、高透過事象の予備選択に対処する。
以上の結果から,大気チャネル内の光量子状態の符号化・転送を行うための時間コヒーレンス資源の容量が高かった。
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