論文の概要: Enhancing Modbus TCP Protocol Security with eBPF Technology
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.05665v1
- Date: Sat, 9 Dec 2023 20:10:54 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-18 12:46:22.714820
- Title: Enhancing Modbus TCP Protocol Security with eBPF Technology
- Title(参考訳): eBPF技術によるModbus TCPプロトコルセキュリティの強化
- Authors: Jia-Yi Jhan, Hung-Min Sun,
- Abstract要約: TCPは1979年にアプリケーションレベルの通信プロトコルとしてModicon(現在のSchneider Electric)によって開発された。
eBPF技術は、プロトコル変更のプロセスをオペレーティングシステムの下位レベルにシフトするために使用される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.42970700836450487
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The core component of an Industrial Control System (ICS) is often a Programmable Logic Controller (PLC) combined with various modules. In such systems, the communication between devices is mainly based on the Modbus protocol, which was developed by Modicon (now Schneider Electric) in 1979 as an application-level communication protocol and has become a de facto standard for ICS for the past 40 years. Modbus TCP is a variant of this protocol for communications over the TCP/IP network. However, the Modbus protocol was not designed with security in mind, and the use of plaintext transmissions during communication makes information easily accessible to the attackers, while the lack of an authentication mechanism gives any protocol-compliant device the ability to take over control. In this study, we use the eBPF technology to shift the process of protocol change to the lower level of the operating system, making the change transparent to the existing software, and enhancing the security of the Modbus TCP protocol without affecting the existing software ecosystem as much as possible.
- Abstract(参考訳): インダストリアル・コントロール・システム(ICS)の中核となるコンポーネントは、様々なモジュールを組み合わせたプログラム可能なロジック・コントローラ(PLC)であることが多い。
このようなシステムでは、デバイス間の通信は主に、1979年にModicon(現在のSchneider Electric)によってアプリケーションレベルの通信プロトコルとして開発されたModbusプロトコルに基づいており、過去40年間ICSのデファクトスタンダードとなっている。
Modbus TCPはTCP/IPネットワーク上で通信するためのプロトコルの一種である。
しかし、Modbusプロトコルはセキュリティを念頭に設計されておらず、通信中に平文送信を使用することで攻撃者に情報を容易にアクセスできるようになる。
本研究では,eBPF技術を用いて,プロトコル変更のプロセスをオペレーティングシステムの下位レベルに移行し,既存のソフトウェアに透過的な変更を施し,既存のソフトウェアエコシステムに影響を与えることなく,Modbus TCPプロトコルのセキュリティを向上させる。
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