論文の概要: Dynamic Hysteresis Across a Dissipative Multi-Mode Phase Transition
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.09848v2
- Date: Thu, 28 Mar 2024 10:39:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-29 21:12:21.936506
- Title: Dynamic Hysteresis Across a Dissipative Multi-Mode Phase Transition
- Title(参考訳): 散逸性多モード相転移における動的ヒステリシス
- Authors: Marvin Röhrle, Jens Benary, Erik Bernhart, Herwig Ott,
- Abstract要約: 多モード駆動散逸系における第1次散逸相転移の動的スイープについて検討する。
システムの温度を変化させることにより, システムのコヒーレントポンプ化の重要性について検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Dissipative phase transitions are characteristic features in open quantum systems. Key signatures are the dynamical switching between different states in the vicinity of the phase transition and the appearance of hysteresis. Here, we experimentally study dynamic sweeps across a first order dissipative phase transition in a multi-mode driven-dissipative system. In contrast to previous studies, we perform sweeps of the dissipation strength instead of the driving strength. We extract exponents for the scaling of the hysteresis area in dependence of the sweep time and study the $g^{(2)}(0)$ correlations, which show non-trivial behavior. By changing the temperature of the system we investigate the importance of coherently pumping the system. We compare our results to numerical calculations done for a single mode variant of the system, and find surprisingly good agreement. Furthermore, we identify and discuss the differences between a scan of the dissipation strength and a scan of the driving strength.
- Abstract(参考訳): 散逸相転移はオープン量子系の特性である。
重要なシグネチャは、相転移の近傍にある異なる状態とヒステリシスの出現の間の動的切替である。
そこで本研究では,多モード駆動散逸系における第1次散逸相転移のダイナミックスイープを実験的に検討する。
従来の研究とは対照的に, 駆動強度ではなく, 消散強度のスイープを行う。
本研究では, ヒステリシス領域のスイープ時間に依存するスケーリングの指数を抽出し, 非自明な挙動を示す$g^{(2)}(0)$相関について検討する。
システムの温度を変化させることにより, システムのコヒーレントポンプ化の重要性について検討する。
この結果と, 単一モードのシステムに対して行った数値計算を比較し, 驚くほど良い一致を得た。
さらに, 消散強度の走査と駆動強度の走査との差を同定し, 議論する。
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