論文の概要: Quantum description of atomic diffraction by material nanostructures
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.12818v1
- Date: Wed, 20 Dec 2023 07:41:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-21 16:25:37.416217
- Title: Quantum description of atomic diffraction by material nanostructures
- Title(参考訳): 材料ナノ構造による原子回折の量子記述
- Authors: Quentin Bouton (LPL), G Dutier (LPL), Nathalie Fabre (LPL), Eric
Charron (ISMO), Charles Garcion (LPL), Naceur Gaaloul, Lecoffre Julien (LPL)
- Abstract要約: 物質ナノ構造を用いた物質波回折の理論モデルを提案する。
このモデルは、時間に依存するシュリンガー方程式の数値解に基づいている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.08605038103235942
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present a theoretical model of matter-wave diffraction through a material
nanostructure. This model is based on the numerical solution of the
time-dependent Schr{\"o}dinger equation, which goes beyond the standard
semi-classical approach. In particular, we consider the dispersion force
interaction between the atoms and the material, which is responsible for high
energy variations. The effect of such forces on the quantum model is
investigated, along with a comparison with the semi-classical model. In
particular, for atoms at low velocity and close to the material surface, the
semi-classical approach fails, while the quantum model accurately describes the
expected diffraction pattern. This description is thus relevant for slow and
cold atom experiments where increased precision is required, e.g. for
metrological applications.
- Abstract(参考訳): 物質ナノ構造による物質波回折の理論モデルを提案する。
このモデルは、標準半古典的アプローチを超越した時間依存schr{\"o}dinger方程式の数値解に基づいている。
特に、高エネルギー変動の原因となる原子と物質の間の分散力相互作用を考える。
このような力の量子モデルへの影響と半古典的モデルとの比較について検討した。
特に、低速度で物質表面に近い原子の場合、半古典的なアプローチは失敗し、量子モデルは予想される回折パターンを正確に記述する。
この記述は、例えば気象学の応用など、精度の向上が必要な遅い低温原子実験に関係している。
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