論文の概要: CodeMind: Evaluating Large Language Models for Code Reasoning
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.09664v5
- Date: Thu, 22 May 2025 05:34:22 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-05-23 17:12:47.591414
- Title: CodeMind: Evaluating Large Language Models for Code Reasoning
- Title(参考訳): CodeMind: コード推論のための大規模言語モデルの評価
- Authors: Changshu Liu, Yang Chen, Reyhaneh Jabbarvand,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)は、プログラミングタスクの自動化に広く使われている。
本稿では,LLMのコード推論能力を評価するためのフレームワークであるCodeMindを紹介する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.819757372634151
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Large Language Models (LLMs) have been widely used to automate programming tasks. Their capabilities have been evaluated by assessing the quality of generated code through tests or proofs. The extent to which they can reason about code is a critical question revealing important insights about their true capabilities. This paper introduces CodeMind, a framework designed to gauge the code reasoning abilities of LLMs through the following explicit and implicit code reasoning tasks: Independent Execution Reasoning (IER), Specification Reasoning (SR) and Dynamic Semantics Reasoning (DSR). The first evaluates the abilities of LLMs to simulate the execution of given inputs to a code and predict the output (IER). The second assesses the abilities of LLMs to incorporate the simulation of test data in the specification into code generation (SR). Finally, CodeMind evaluates LLMs' abilities to understand overall code semantics only given a specific input/output (DSR). Our extensive evaluation of ten LLMs across four widely used benchmarks using CodeMind shows that LLMs, depending on their size and training strategy, can reason about some dynamic aspects of code. However, their performance drops for code with higher complexity, non-trivial logical and arithmetic operators, non-primitive types, and API calls. We show that these reasoning tasks evaluate LLMs differently, and a comprehensive evaluation of code reasoning requires them all. Finally, we show that the performance of LLMs in bug repair is not correlated with any of the code reasoning tasks, and except for advanced frontier models, other LLMs do not incorporate code reasoning when performing bug repair.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)は、プログラミングタスクの自動化に広く使われている。
それらの能力は、テストや証明を通じて生成されたコードの品質を評価することで評価されている。
コードについて推論できる範囲は、その真の能力に関する重要な洞察を明らかにする重要な問題である。
Independent Execution Reasoning (IER)、Specification Reasoning (SR)、Dynamic Semantics Reasoning (DSR)である。
1つ目は、LLMがコードに対する入力の実行をシミュレートし、出力(IER)を予測する能力を評価することである。
2つ目は、LLMが仕様にテストデータのシミュレーションをコード生成(SR)に組み込む能力を評価することである。
最後に、CodeMindは、特定のインプット/アウトプット(DSR)を与えられたコードセマンティクス全体を理解するLLMの能力を評価する。
CodeMindを使って4つの広く使用されているベンチマークで10のLLMを広範囲に評価したところ、LLMはサイズやトレーニング戦略によって、コードの動的な側面を推論できることがわかった。
しかし、そのパフォーマンスは、複雑さが高く、非自明な論理演算子、非プリミティブ型、API呼び出しを持つコードに対して低下する。
これらの推論タスクはLLMと異なる評価を行い、コード推論の包括的な評価にはそれらすべてが必要であることを示す。
最後に、バグ修正におけるLLMの性能は、どのコード推論タスクとも相関せず、高度なフロンティアモデルを除いて、他のLLMにはバグ修正を行う際のコード推論が組み込まれていないことを示す。
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