論文の概要: Tailoring Polarization in WSe$_2$ Quantum Emitters through Deterministic
Strain Engineering
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.11075v1
- Date: Fri, 16 Feb 2024 21:01:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-20 23:37:14.801367
- Title: Tailoring Polarization in WSe$_2$ Quantum Emitters through Deterministic
Strain Engineering
- Title(参考訳): 決定論的ひずみ工学によるwse$_2$量子エミッタの偏極調整
- Authors: Athanasios Paralikis, Claudia Piccinini, Abdulmalik A. Madigawa,
Pietro Metuh, Luca Vannucci, Niels Gregersen, and Battulga Munkhbat
- Abstract要約: 本稿では, ジセレナイド単分子膜における作製した量子エミッタの偏光を決定論的に制御するためのアプローチを提案する。
偏光度の高い単一光子を作製したWSe$$エミッタについて報告する。
我々の研究は、TMDベースの量子エミッタの量子フォトニックアーキテクチャにおける決定論的統合の道を開くものである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A quantum emitter in a transition metal dichalcogenide (TMD) has recently
emerged as a promising platform for generating single photons for optical
quantum information processing. In this work, we present an approach for
deterministically controlling the polarization of fabricated quantum emitters
in a tungsten diselenide (WSe$_2$) monolayer. We employ unconventional
nanopillar geometries with high apex-to-base ratios and sharp vertices to
induce a controlled directional strain in the monolayer, and we report on
fabricated WSe$_2$ emitters producing single photons with a high degree of
polarization $(99\pm 4 \%$) and high purity ($g^{(2)}(0) = 0.030 \pm 0.025$).
Our work paves the way for the deterministic integration of TMD-based quantum
emitters in quantum photonic architecture.
- Abstract(参考訳): 遷移金属ジカルコゲナイド(tmd)の量子エミッタは、光量子情報処理のための単一光子を生成する有望なプラットフォームとして最近登場した。
本研究では,タングステンジセレニド(wse$_2$)単分子層における作製量子エミッタの偏極を決定論的に制御する手法を提案する。
高頂点対基比と鋭い頂点を有する非慣習的ナノピラージオメトリを用いて単層における制御された方向ひずみを誘導し、高偏光度(99\pm 4 \%$)かつ高純度(g^{(2)}(0) = 0.030 \pm 0.025$)の単一光子を生成するwse$_2$エミッタを作製した。
我々の研究は、TMDベースの量子エミッタの量子フォトニックアーキテクチャにおける決定論的統合の道を開いた。
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