論文の概要: Phase-Matching of High-Order Harmonics Driven by Mid- Infrared Light
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.00072v1
- Date: Thu, 28 Mar 2024 18:27:43 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-04 07:27:29.268475
- Title: Phase-Matching of High-Order Harmonics Driven by Mid- Infrared Light
- Title(参考訳): 中赤外光による高次高調波の位相整合
- Authors: Tenio Popmintchev, Ming-Chang Chen, Oren Cohen, Michael E. Grisham, Jorge J. Rocca, Margaret M. Murnane, Henry C. Kapteyn,
- Abstract要約: 駆動レーザ波長が0.8マイクロメートルから1.3マイクロメートルに増加すると、アルゴン中での高調波発生のための位相整合遮断は45eVから100eVに増加する。
理論計算により、中赤外パルスによって駆動される位相整合高調波周波数のアップコンバージョンは、極端に高光子エネルギーに拡張できることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: We demonstrate that phase-matched frequency upconversion of ultrafast laser light can be extended to shorter wavelengths by using longer driving laser wavelengths. Experimentally, we show that the phase-matching cutoff for harmonic generation in argon increases from 45 to 100 eV when the driving laser wavelength is increased from 0.8 to 1.3 micrometers. Phase matching is also obtained at higher pressures using a longer-wavelength driving laser, mitigating the unfavorable scaling of the single-atom response. Theoretical calculations suggest that phase-matched high harmonic frequency upconversion driven by mid-infrared pulses could be extended to extremely high photon energies.
- Abstract(参考訳): 超高速レーザー光の位相整合周波数アップコンバージョンは、より長い駆動レーザー波長を用いて短波長まで拡張可能であることを実証した。
実験により、アルゴン中での高調波発生のための位相整合遮断は、駆動レーザ波長が0.8から1.3マイクロメートルに増加すると45から100eVに増加することがわかった。
位相整合はまた、より長い波長の駆動レーザーを用いて高い圧力で得られ、単一原子応答の好ましくないスケーリングを緩和する。
理論計算により、中赤外パルスによって駆動される位相整合高調波周波数のアップコンバージョンは、極端に高光子エネルギーに拡張できることが示唆された。
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