論文の概要: Fully quantum arbitrarily varying channel coding for entanglement-assisted communication
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.08200v1
- Date: Fri, 12 Apr 2024 02:10:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-15 16:05:17.474313
- Title: Fully quantum arbitrarily varying channel coding for entanglement-assisted communication
- Title(参考訳): 絡み合い支援通信のための完全量子任意可変チャネル符号化
- Authors: Paula Belzig,
- Abstract要約: システム不確実性の存在下での絡み合い支援能力の問題について検討する。
有限環境次元を仮定すると、対応する複合容量に等しいことが分かる。
以上の結果から, 完全量子的に変化するチャネルモデルでは, エンタングルメント支援容量は正であり, 古典的容量は0に等しいことが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: If a sender and a receiver lack precise knowledge about the communication line that connects them, designing a scheme to reliably transmit information becomes more challenging. This has been studied in classical and quantum information theory in the context of compound channel models and arbitrarily varying channel models. However, a fully quantum version of system uncertainty allows for an even more challenging coding scenario with entangled channel uses. This type of model has previously been investigated for classical and quantum capacity. Here, we address the problem of entanglement-assisted capacity in the presence of such system uncertainty. We find that, under the assumption of a finite environment dimension, it is equal to a corresponding compound capacity. Intriguingly, our results imply that in certain fully quantum arbitrarily varying channel models, the entanglement-assisted capacity can be positive while the classical capacity is equal to zero, a phenomenon that does not occur in regular single-channel coding.
- Abstract(参考訳): 送信側と受信側が接続する通信回線に関する正確な知識を欠いている場合、情報を確実に送信するスキームを設計することがより困難になる。
これは、複雑なチャネルモデルと任意に変化するチャネルモデルという文脈において古典的および量子的情報理論において研究されている。
しかし、システム不確実性の完全量子バージョンは、絡み合ったチャネルを使用するより難しいコーディングシナリオを可能にする。
この種のモデルは、以前は古典的および量子的容量について研究されてきた。
本稿では,このようなシステム不確実性の存在下での絡み合い支援能力の問題に対処する。
有限環境次元を仮定すると、対応する複合容量に等しいことが分かる。
興味深いことに,本研究の結果は,量子的に任意に変化するチャネルモデルにおいて,古典的なキャパシティが0に等しい間に,絡み合い支援容量が正となることを示唆している。
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