論文の概要: Generating quantum dissonance via local operations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.08568v1
- Date: Tue, 14 May 2024 13:02:05 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-15 14:08:58.072871
- Title: Generating quantum dissonance via local operations
- Title(参考訳): 局所演算による量子不協和の生成
- Authors: Gökhan Torun,
- Abstract要約: 量子不協和 (quantum dissonance) とは、量子不協和が非古典的相関として、絡み合いのない系においてどのように現れるかを指す。
非ゼロQDの混合状態である分離可能なワーナー状態を得るための2つの明示的な手順を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Correlations may arise in quantum systems through various means, of which the most remarkable one is quantum entanglement. Additionally, there are systems that exhibit non-classical correlations even in the absence of entanglement. Quantum dissonance refers to how quantum discord (QD) -- the difference between the total correlation and the classical correlation in a given quantum state -- appears as a non-classical correlation in a system without entanglement. It could be said that QD has the potential to provide a more inclusive viewpoint for discerning the non-classical correlations. In this work, we address the problem of manipulating the QD between two subsystems through local operations. We propose two explicit procedures for obtaining separable Werner states, a type of mixed state with nonzero QD. Both approaches involve performing local operations on classically correlated states and offers a step-by-step method for obtaining separable Werner states with nonzero discord, providing an alternative (explicit and user-friendly) to existing methods.
- Abstract(参考訳): 相関は様々な方法で量子系に生じ、最も顕著なものは量子絡み合いである。
また、絡み合いがなくても、古典的でない相関関係を示すシステムもある。
量子不協和(quantum dissonance)とは、量子状態における全相関と古典的相関の差である量子不協和(QD)が、絡み合いのないシステムにおいて非古典的相関として現れることを指す。
QDは、古典的でない相関を識別するための、より包括的な視点を提供する可能性があると言えるだろう。
本研究では,ローカル操作による2つのサブシステム間のQD操作の問題に対処する。
非ゼロQDの混合状態である分離可能なワーナー状態を得るための2つの明示的な手順を提案する。
どちらの手法も、古典的に相関した状態の局所的な操作を行ない、分離可能なワーナー状態を得るためのステップバイステップの方法を提供し、既存の方法に代わる(明示的でユーザフレンドリな)方法を提供する。
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