論文の概要: Equivalence of flexible stripline and coaxial cables for superconducting qubit control and readout pulses
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.09211v1
- Date: Wed, 15 May 2024 09:33:24 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-16 13:56:07.857089
- Title: Equivalence of flexible stripline and coaxial cables for superconducting qubit control and readout pulses
- Title(参考訳): 超伝導量子ビット制御とリードアウトパルスのためのフレキシブルストリップラインと同軸ケーブルの等価性
- Authors: V. Y. Monarkha, S. Simbierowicz, M. Borrelli, R. van Gulik, N. Drobotun, D. Kuitenbrouwer, D. Bouman, D. Datta, P. Eskelinen, E. Mannila, J. Kaikkonen, V. Vesterinen, J. Govenius, R. E. Lake,
- Abstract要約: フレキシブルストリップライン伝送線路と半剛性同軸ケーブルを用いたトランスモンキュービット用マイクロ波制御線路の比較検討を行った。
マイクロ波制御線を同軸ケーブルからフレキシブルストリップライン伝送線に変更しても, 熱サイクルやランダムなコヒーレンス変動に比べ, コヒーレンスに影響を及ぼさないことが観察された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We report a comparative study on microwave control lines for a transmon qubit using: (i) flexible stripline transmission lines, and (ii) semi-rigid coaxial cables. During each experiment we performed repeated measurements of the energy relaxation and coherence times of a transmon qubit using one of the wiring configurations. Each measurement run spanned 70 h to 250 h of measurement time, and four separate cooldowns were performed so that each configuration could be tested twice. From these datasets we observe that changing the microwave control lines from coaxial cables to flexible stripline transmission lines does not have a measurable effect on coherence compared to thermal cycling the system, or random coherence fluctuations. Our results open up the possibility of large scale integration of qubit control lines with integrated component with planar layouts on flexible substrate.
- Abstract(参考訳): トランスモン量子ビット用マイクロ波制御線路の比較研究を報告する。
一 フレキシブルストリップライン送電線及び
(II)半剛性同軸ケーブル。
各実験では,配線構成の1つを用いて,トランスモン量子ビットのエネルギー緩和とコヒーレンス時間を繰り返し測定した。
それぞれの測定時間は70時間から250時間にまたがって行われ、各構成を2回試験できるように4回の冷却が行われた。
これらのデータセットから、マイクロ波制御線を同軸ケーブルからフレキシブルストリップライン伝送線に変更しても、システムの熱サイクルやランダムなコヒーレンス変動と比べてコヒーレンスに測定不可能な影響が認められる。
この結果から,フレキシブル基板上に平面配置を組み込んだ量子ビット制御線路の大規模統合が可能となった。
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