論文の概要: Carbon-aware Software Services
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.12582v1
- Date: Tue, 21 May 2024 08:26:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-22 13:58:57.173852
- Title: Carbon-aware Software Services
- Title(参考訳): カーボン対応ソフトウェアサービス
- Authors: Stefano Forti, Jacopo Soldani, Antonio Brogi,
- Abstract要約: 本稿では,炭素を意識した対話型ソフトウェアサービスの実装,構成,評価を行う新しいフレームワークを提案する。
エネルギー消費の異なる代替サービスバージョンを特徴付けるために,ストラテジーデザインパターンを活用した炭素対応サービスを実装する手法を提案する。
我々は、炭素強度とサービス要求の予測に基づいて、その日の異なる時間に使用するバージョンを設定するための二段階最適化スキームを考案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.105112058253643
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The significant carbon footprint of the ICT sector calls for methodologies to contain carbon emissions of running software. This article proposes a novel framework for implementing, configuring and assessing carbon-aware interactive software services. First, we propose a methodology to implement carbon-aware services leveraging the Strategy design pattern to feature alternative service versions with different energy consumption. Then, we devise a bilevel optimisation scheme to configure which version to use at different times of the day, based on forecasts of carbon intensity and service requests, pursuing the two-fold goal of minimising carbon emissions and maintaining average output quality above a desired set-point. Last, an open-source prototype of such optimisation scheme is used to configure a software service implemented as per our methodology and assessed against traditional non-adaptive implementations of the same service. Results show the capability of our framework to control the average quality of output results of carbon-aware services and to reduce carbon emissions from 8% to 50%.
- Abstract(参考訳): ICTセクターの重要な炭素フットプリントは、実行中のソフトウェアの二酸化炭素排出量を抑える方法を求めている。
本稿では,炭素を意識した対話型ソフトウェアサービスの実装,構成,評価を行う新しいフレームワークを提案する。
まず、エネルギー消費の異なる代替サービスバージョンを特徴付ける戦略設計パターンを活用する、炭素対応サービスを実装する手法を提案する。
そこで我々は,二酸化炭素排出量の最小化と,所望のセットポイントを超える平均出力品質を維持するという2段階の目標を追求し,炭素強度とサービス要求の予測に基づいて,その日の異なる時間に使用するバージョンを設定するためのバイレベル最適化スキームを考案した。
最後に、このような最適化スキームのオープンソースプロトタイプを使用して、我々の方法論に従って実装されたソフトウェアサービスを構成し、同じサービスの従来の非適応的な実装に対して評価する。
その結果, 炭素対応サービスの平均品質を制御し, 二酸化炭素排出量を8%から50%に削減できる可能性が示唆された。
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