論文の概要: LoRA-XS: Low-Rank Adaptation with Extremely Small Number of Parameters
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.17604v1
- Date: Mon, 27 May 2024 19:07:13 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-29 23:21:23.743027
- Title: LoRA-XS: Low-Rank Adaptation with Extremely Small Number of Parameters
- Title(参考訳): LoRA-XS:極小パラメータによる低ランク適応
- Authors: Klaudia Bałazy, Mohammadreza Banaei, Karl Aberer, Jacek Tabor,
- Abstract要約: パラメータ効率向上のための新しいアプローチであるLoRA-XS (Low-Rank Adaptation with eXtremely Small number of parameters)を紹介する。
LoRA-XSは、LoRAと比較して、トレーニング可能なパラメータを7Bモデルで100倍以上削減する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 11.23006032094776
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The recent trend in scaling language models has led to a growing demand for parameter-efficient tuning (PEFT) methods such as LoRA (Low-Rank Adaptation). LoRA consistently matches or surpasses the full fine-tuning baseline with fewer parameters. However, handling numerous task-specific or user-specific LoRA modules on top of a base model still presents significant storage challenges. To address this, we introduce LoRA-XS (Low-Rank Adaptation with eXtremely Small number of parameters), a novel approach leveraging Singular Value Decomposition (SVD) for parameter-efficient fine-tuning. LoRA-XS introduces a small r x r weight matrix between frozen LoRA matrices, which are constructed by SVD of the original weight matrix. Training only r x r weight matrices ensures independence from model dimensions, enabling more parameter-efficient fine-tuning, especially for larger models. LoRA-XS achieves a remarkable reduction of trainable parameters by over 100x in 7B models compared to LoRA. Our benchmarking across various scales, including GLUE, GSM8k, and MATH benchmarks, shows that our approach outperforms LoRA and recent state-of-the-art approaches like VeRA in terms of parameter efficiency while maintaining competitive performance.
- Abstract(参考訳): 近年の言語モデルのスケーリングの傾向は、LoRA(Low-Rank Adaptation)のようなパラメータ効率チューニング(PEFT)手法への需要が高まっている。
LoRAは、パラメータの少ない完全な微調整ベースラインに一貫して一致するか、超える。
しかし、多くのタスク固有のあるいはユーザ固有のLoRAモジュールをベースモデル上で扱うことは、依然として大きなストレージ上の課題である。
これを解決するために,パラメータ効率の良い微調整にSingular Value Decomposition(SVD)を活用する新しいアプローチであるLoRA-XS(Low-Rank Adaptation with eXtremely Small Numbers)を導入する。
LoRA-XSは、オリジナルの重み行列のSVDによって構築された凍結したLoRA行列の間に小さなrxr重み行列を導入する。
r x r 重量行列のみのトレーニングはモデル次元からの独立性を保証し、特に大きなモデルにおいてよりパラメータ効率の良い微調整を可能にする。
LoRA-XSは、LoRAと比較して、トレーニング可能なパラメータを7Bモデルで100倍以上削減する。
GLUEやGSM8k,MATHなど,さまざまなスケールでベンチマークを行った結果,競合性能を維持しながらパラメータ効率の面では,LoRAやVeRAのような最近の最先端アプローチよりも優れた結果が得られた。
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