論文の概要: Understanding Sounds, Missing the Questions: The Challenge of Object Hallucination in Large Audio-Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.08402v1
- Date: Wed, 12 Jun 2024 16:51:54 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-13 15:57:07.859934
- Title: Understanding Sounds, Missing the Questions: The Challenge of Object Hallucination in Large Audio-Language Models
- Title(参考訳): 音の理解, 疑問の欠如:大規模オーディオ言語モデルにおける物体幻覚の挑戦
- Authors: Chun-Yi Kuan, Wei-Ping Huang, Hung-yi Lee,
- Abstract要約: 本稿では,一般公開LALMの物体幻覚の程度を評価する手法を提案する。
以上の結果から,LALMは音声コンテンツの理解において,特別な音声キャプションモデルに匹敵するものであることが明らかとなった。
差別的質問に対するLALMの性能を高めるために,迅速なエンジニアリングの可能性を探る。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 49.87432626548563
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Large audio-language models (LALMs) enhance traditional large language models by integrating audio perception capabilities, allowing them to tackle audio-related tasks. Previous research has primarily focused on assessing the performance of LALMs across various tasks, yet overlooking their reliability, particularly concerning issues like object hallucination. In our study, we introduce methods to assess the extent of object hallucination of publicly available LALMs. Our findings reveal that LALMs are comparable to specialized audio captioning models in their understanding of audio content, but struggle to answer discriminative questions, specifically those requiring the identification of the presence of particular object sounds within an audio clip. This limitation highlights a critical weakness in current LALMs: their inadequate understanding of discriminative queries. Moreover, we explore the potential of prompt engineering to enhance LALMs' performance on discriminative questions.
- Abstract(参考訳): 大型オーディオ言語モデル(LALM)は、音声認識機能を統合することで従来の大規模言語モデルを強化し、音声関連タスクに取り組むことができる。
これまでの研究は主に、様々なタスクにわたるLALMの性能を評価することに焦点を当ててきたが、信頼性を見落とし、特に物体幻覚のような問題に焦点を合わせてきた。
本研究では,一般公開LALMの物体幻覚の程度を評価する手法を提案する。
以上の結果から,LALMは音声内容の理解において,特殊な音声キャプションモデルに匹敵するものの,識別的疑問,特に音声クリップ内の特定の物体の存在を識別する必要があるものへの答えに苦慮していることが明らかとなった。
この制限は、現在のLALMの重大な弱点を浮き彫りにしている。
さらに,差別的質問に対するLALMの性能向上を図るため,迅速なエンジニアリングの可能性を探る。
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