論文の概要: Carbon accounting in the Cloud: a methodology for allocating emissions across data center users
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.09645v1
- Date: Fri, 14 Jun 2024 00:34:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-17 15:23:26.518478
- Title: Carbon accounting in the Cloud: a methodology for allocating emissions across data center users
- Title(参考訳): クラウドにおけるCarbon Accounting: データセンターユーザ間での排出を割り当てる方法論
- Authors: Ian Schneider, Taylor Mattia,
- Abstract要約: Googleは、この方法論を使用して、複数のGoogle製品の企業顧客に対して、カーボンレポートデータを提供している。
ここでは、大規模クラウドカーボンレポートシステムの最先端のアプローチが文書化されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: This paper presents a methodology for allocating energy consumption to multiple users of shared data center machines, infrastructure, and software. Google uses this methodology to provide carbon reporting data for enterprise customers of multiple Google products, including Google Cloud and Workspace. The approach documented here advances the state-of-the-art of large scale Cloud carbon reporting systems. It uses detailed, granular measurement data on machine energy consumption. In addition, it uses physical factors for allocating energy consumption and carbon emissions--preferred by the Greenhouse Gas Protocol's Scope 3 Reporting Standard. Specifically, the approach described here allocates machine energy consumption based on a combination of data center resource reservations and hourly measured resource usage. It also accounts for Google's own internal use of shared software services, reallocating energy use to the users of those shared services. Finally, it uses hourly, location-specific estimates of carbon intensity to precisely measure carbon emissions of users in a global fleet of data centers.
- Abstract(参考訳): 本稿では,共有データセンタマシン,インフラストラクチャ,ソフトウェアを複数使用したユーザに対して,エネルギー消費量を割り当てる手法を提案する。
Googleは、この方法論を使用して、Google CloudやWorkspaceなど、複数のGoogle製品の企業顧客に対して、カーボンレポートデータを提供している。
ここでは、大規模クラウドカーボンレポートシステムの最先端のアプローチが文書化されている。
マシンのエネルギー消費に関する詳細な、きめ細かい測定データを使用する。
さらに、温室効果ガス議定書「スコープ3報告基準」を参考に、エネルギー消費と二酸化炭素排出量の配分に物理的要因を用いる。
具体的には、データセンターのリソース予約と時間単位のリソース使用量の組み合わせに基づいて、マシンのエネルギー消費を割り当てる。
また、Googleが自社で共有ソフトウェアサービスを利用していることも説明しており、共有サービスのユーザにエネルギー使用を再割り当てしている。
最後に、グローバルなデータセンター群におけるユーザーの炭素排出量を正確に測定するために、時間単位で炭素強度を推定する。
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