論文の概要: Scalable quantum eraser for superconducting integrated circuits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2409.16893v1
- Date: Wed, 25 Sep 2024 13:04:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-09-27 03:45:10.475554
- Title: Scalable quantum eraser for superconducting integrated circuits
- Title(参考訳): 超伝導集積回路用スケーラブル量子消去器
- Authors: Ciro Micheletti Diniz, Celso J. Villas Bôas, Alan C. Santos,
- Abstract要約: 超伝導量子プロセッサにおけるマルチキュービットリセットのための高速かつスケーラブルな手法を提案する。
我々は、周波数可変トランスモンキュービットとトランスモンライクなカップラの実現可能性を利用して、完全なプログラム可能な超伝導消去ヘッドを設計する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A fast and scalable scheme for multi-qubit resetting in superconducting quantum processors is proposed by exploiting the feasibility of frequency-tunable transmon qubits and transmon-like couplers to engineer a full programmable superconducting erasing head. The scalability of the device is verified by simultaneously resetting two qubits, where we show that collectivity effects may emerge as an fundamental ingredient to speed up the erasing process. Conversely, we also describe the appearance of decoherence-free subspace in multi-qubit chips, causing it to damage the device performance. To overcome this problem, a special set of parameters for the tunable frequency coupler is proposed, which allows us to erase even states within such subspace. To end, we offer a proposal to buildup integrated superconducting processors that can be efficiently connected to erasure heads in a scalable way.
- Abstract(参考訳): 超伝導量子プロセッサにおけるマルチキュービットリセットの高速かつスケーラブルな手法として、周波数可変トランスモンキュービットとトランスモンライクなカプラの実現可能性を活用して、完全なプログラム可能な超伝導消去ヘッドを設計することを提案する。
装置のスケーラビリティは2つのキュービットを同時にリセットすることで検証される。
逆に、マルチキュービットチップにおけるデコヒーレンスフリーなサブスペースの出現を記述し、デバイス性能を損なう原因となった。
この問題を解決するために、調整可能な周波数カプラのパラメータセットが提案され、そのような部分空間内の状態も消去できる。
最後に, 消去ヘッドに効率よく接続可能な集積型超伝導プロセッサを, スケーラブルな方法で構築する提案を行った。
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