論文の概要: On the Use of Audio to Improve Dialogue Policies
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.13385v1
- Date: Thu, 17 Oct 2024 09:37:20 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-18 13:18:33.850994
- Title: On the Use of Audio to Improve Dialogue Policies
- Title(参考訳): 音声による対話ポリシーの改善について
- Authors: Daniel Roncel, Federico Costa, Javier Hernando,
- Abstract要約: 音声とテキストの埋め込みを組み合わせることで、音声情報を追加する新しいアーキテクチャを提案する。
実験により、音声埋め込み対応対話ポリシーがテキストベースよりも優れていることが示された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 9.35212661749004
- License:
- Abstract: With the significant progress of speech technologies, spoken goal-oriented dialogue systems are becoming increasingly popular. One of the main modules of a dialogue system is typically the dialogue policy, which is responsible for determining system actions. This component usually relies only on audio transcriptions, being strongly dependent on their quality and ignoring very important extralinguistic information embedded in the user's speech. In this paper, we propose new architectures to add audio information by combining speech and text embeddings using a Double Multi-Head Attention component. Our experiments show that audio embedding-aware dialogue policies outperform text-based ones, particularly in noisy transcription scenarios, and that how text and audio embeddings are combined is crucial to improve performance. We obtained a 9.8% relative improvement in the User Request Score compared to an only-text-based dialogue system on the DSTC2 dataset.
- Abstract(参考訳): 音声技術の進歩により、音声目標指向対話システムはますます人気が高まっている。
対話システムの主要なモジュールの1つは、通常、対話ポリシーであり、システムアクションを決定する責任を負う。
このコンポーネントは通常、音声の書き起こしにのみ依存し、その品質に強く依存し、ユーザの音声に埋め込まれた非常に重要な外言語情報を無視する。
本稿では,ダブルマルチヘッド・アテンション・コンポーネントを用いた音声とテキストの埋め込みを組み合わせることで,音声情報を追加する新しいアーキテクチャを提案する。
実験の結果,特にノイズの多い書き起こしシナリオにおいて,音声埋め込み対応の対話ポリシーはテキストベースよりも優れており,テキストと音声の埋め込みの組み合わせは性能向上に不可欠であることが示唆された。
DSTC2データセット上のテキストベースの対話システムと比較して,ユーザ要求スコアが9.8%向上した。
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