論文の概要: Metro-scale QKD using multimode fiber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.18646v1
- Date: Thu, 24 Oct 2024 11:18:51 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-25 12:49:37.282806
- Title: Metro-scale QKD using multimode fiber
- Title(参考訳): マルチモードファイバを用いたメトロスケールQKD
- Authors: Adam Brzosko, Robert I Woodward, Yuen San Lo, Mirko Pittaluga, Peter Raymond Smith, James F Dynes, Andrew J Shields,
- Abstract要約: 記録破りの17kmのMMFを193kbits/sで位相符号化したデコイ状態BB84QKDプロトコルの原理的実現を報告する。
以上の結果から,QKDは大都市電信接続においてMMF上に展開可能であることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License:
- Abstract: We report a proof-of-principle realisation of a decoy-state BB84 QKD protocol with phase encoding over a record-breaking 17 km of MMF at a rate of 193 kbits/s, as well as over 1 Mbit/s at a distance of 1 km. These results suggest that QKD can be deployed over MMF in metropolitan-scale telecommunication connections. Such MMF metropolitan networks are ubiquitous - thus this advance could pave the way to wide scale metropolitan deployment. We also assess the advantages of adapting the OM3 channel using mode-matching photonic lanterns on the QBER, signal gain, and key rate and compare different encoding techniques in light of MMF propagation effects. This work confirms the suitability of current QKD technology for use in existing MMF links, unlocking new opportunities for quantum applications using legacy fibre.
- Abstract(参考訳): 記録破りの17kmのMMFを193kbits/sで位相符号化し,また1kmの距離で1Mbit/s以上の位相符号を持つデコイ状態BB84QKDプロトコルの原理的実現を報告した。
これらの結果から,QKDは大都市電信接続においてMMF上に展開可能であることが示唆された。
このようなMMFメトロポリタンネットワークはユビキタスであり、この進歩は広域のメトロポリタン展開への道を開く可能性がある。
また、QBER上のモードマッチング光子ランタン、信号ゲイン、キーレートを用いてOM3チャネルを適応させることの利点を評価し、MMF伝搬効果を考慮した異なる符号化技術の比較を行った。
この研究は、既存のMMFリンクで使用するための現在のQKD技術の適合性を確認し、レガシファイバーを用いた量子アプリケーションに新たな機会を開放する。
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