論文の概要: The role of antisymmetric orbitals and electron-electron interactions on the two-particle spin and valley blockade in graphene double quantum dots
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2501.06671v1
- Date: Sat, 11 Jan 2025 23:51:23 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-01-14 14:22:10.151098
- Title: The role of antisymmetric orbitals and electron-electron interactions on the two-particle spin and valley blockade in graphene double quantum dots
- Title(参考訳): グラフェン二重量子ドットにおける二粒子スピンと谷閉塞における反対称軌道と電子-電子相互作用の役割
- Authors: Samuel Möller, Luca Banszerus, Katrin Hecker, Hubert Dulisch, Kenji Watanabe, Takashi Taniguchi, Christian Volk, Christoph Stampfer,
- Abstract要約: 二電子二層グラフェン(BLG)二重量子ドット(DQD)におけるスピン・バレー遮断の実験的研究
2電子BLG DQDの磁気輸送測定の結果、共鳴トンネル輸送は軌道対称状態と反対称な2粒子状態の両方を伴い、豊富なレベルスペクトルを示す。
我々は、軌道分割、電子-電子相互作用の強さ、および対称と反対称の2粒子軌道状態の間の谷のg因子の差によって制限される磁場可変スピンと谷の閉塞を観察する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.1806830971023738
- License:
- Abstract: We report on an experimental study of spin and valley blockade in two-electron bilayer graphene (BLG) double quantum dots (DQDs) and explore the limits set by asymmetric orbitals and electronelectron interactions. The results obtained from magnetotransport measurements on two-electron BLG DQDs, where the resonant tunneling transport involves both orbital symmetric and antisymmetric two-particle states, show a rich level spectrum. We observe a magnetic field tunable spin and valley blockade, which is limited by the orbital splitting, the strength of the electron-electron interaction and the difference in the valley g-factors between the symmetric and antisymmetric twoparticle orbital states. Our conclusions are supported by simulations based on rate equations, which allow the identification of prominent interdot transitions associated with the transition from single to two-particle states observed in the experiment.
- Abstract(参考訳): 二電子二層グラフェン(BLG)二重量子ドット(DQD)におけるスピンおよびバレー遮断の実験的研究を報告し、非対称軌道と電子電子相互作用によって設定された限界を探索する。
2電子BLG DQDの磁気輸送測定の結果、共鳴トンネル輸送は軌道対称状態と反対称な2粒子状態の両方を伴い、豊富なレベルスペクトルを示す。
我々は、軌道分割、電子-電子相互作用の強さ、および対称と反対称の2粒子軌道状態の間の谷のg因子の差によって制限される磁場可変スピンと谷の閉塞を観察する。
我々の結論は、速度方程式に基づくシミュレーションによって支持され、実験で観測された単粒子状態から二粒子状態への遷移に伴う顕著な相互遷移の同定を可能にする。
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