論文の概要: Field-tunable quantum disordered ground state in the triangular-lattice antiferromagnet TlYbSe2
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2504.05436v1
- Date: Mon, 07 Apr 2025 18:59:51 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-04-09 13:28:19.104683
- Title: Field-tunable quantum disordered ground state in the triangular-lattice antiferromagnet TlYbSe2
- Title（参考訳）: 三角格子反強磁性体TlYbSe2における磁場可変量子乱れ基底状態
- Authors: Bishnu P. Belbase, Arjun Unnikrishnan, Eun Sang Choi, Arnab Banerjee,
- Abstract要約: 希土類デラフォサイトファミリーに属する三角格子反強磁性体TlYbSe2を紹介する。
ゼロ場における35mK前後のスピンガラス転移を観察するが、これは自由スピンによるものであると我々は主張する。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
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- Abstract: We introduce the triangular-lattice antiferromagnet TlYbSe2 belonging to the rare-earth delafossite family with a relatively disorder-free frustrated triangular lattice - extending the search for the quintessential chiral quantum spin liquid state. While DC magnetization suggests magnetic exchange interactions in the order of several kelvin, the zero-field AC magnetization and heat capacity measurements reveal no signs of long-range magnetic order down to 20 mK, indicating a highly frustrated quantum-disordered ground state. The high-field AC magnetization reveals a phase diagram generally consistent with a large family of Yb delafossites. We observe a spin glass transition around 35 mK at zero field, which we argue is due to free spins. A broad anomaly in the heat capacity measurements between 2 - 5 K - indicative of short-range spin correlations - along with a linear temperature dependence at low temperatures and the complete absence of long-range order at low fields, establishes the low-temperature, low-field regime of TlYbSe2 as a prime location for exploring field-tunable QSL behavior.
- Abstract（参考訳）: 比較的乱れのないフラストレーションのある三角格子を持つ希土類デラフォサイトファミリーに属する三角格子反強磁性体TlYbSe2を導入する。
直流磁化はいくつかのケルビンの順序で磁気交換相互作用を示すが、ゼロ磁場交流磁化と熱容量測定は、20mKまでの長距離磁化の兆候を示さない。
高磁場の交流磁化は、一般にYbデラフォサイトの大きな族と整合した相図を示す。
ゼロ場における35mK前後のスピンガラス転移を観察するが、これは自由スピンによるものであると我々は主張する。
低温での線形温度依存性と低磁場での長距離秩序の完全欠如とともに、短距離スピン相関を示す2Kから5Kの間の熱容量測定の広範な異常により、TlYbSe2の低温低磁場状態が、フィールド可変QSLの振る舞いを探索する主要な場所として確立される。
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