論文の概要: Modulator-free transmitter for quantum key distribution in metropolitan area networks
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2507.00625v1
- Date: Tue, 01 Jul 2025 10:14:03 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-07-03 14:22:59.566373
- Title: Modulator-free transmitter for quantum key distribution in metropolitan area networks
- Title(参考訳): 大都市圏ネットワークにおける量子鍵分布のためのモジュレータフリー送信機
- Authors: Roman Shakhovoy, Evgeniy Dedkov, Igor Kudryashov,
- Abstract要約: 本稿では,パルス光注入による量子状態の生成法について考察する。
MAN のノード間の相対的近接性を考えると、デコイ状態を捨てることを提案する。
ここでは,動作原理を確認する実験の結果を報告するとともに,3状態のデコイフリーQKDプロトコルのセキュリティ解析を行う。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A positive economic effect from the implementation of quantum key distribution (QKD) technology can be achieved only with significant scaling, which involves the deployment of branched metropolitan area networks. The creation of QKD systems suitable for such networks is an important task for the coming years. This paper considers a method for preparing quantum states using pulsed optical injection, which can be used as a basis for a compact modulator-free transmitter ideally suited for QKD at typical distances within a city. Considering the relative proximity between nodes of a MAN, we suggest to abandon the decoy states, which, together with the proposed method of quantum state preparation, allows making the transmitter extremely simple. We report here the results of an experiment confirming the operating principle and provide a security analysis of the three-state decoy-free QKD protocol that can be implemented using such a device.
- Abstract(参考訳): 量子鍵分布(QKD)技術の導入による肯定的な経済効果は、分枝大都市圏ネットワークの展開を伴う大規模なスケーリングによってのみ達成できる。
このようなネットワークに適したQKDシステムの開発は,今後数年にわたって重要な課題である。
本稿では,QKDに適した小型変調器フリートランスミッタの基礎となるパルス光注入による量子状態の生成法について考察する。
MANのノード間の相対的近接性を考慮すると、提案する量子状態生成法とともに送信機を極めてシンプルにすることができるデコイ状態を捨てることを提案する。
本稿では,動作原理を確認する実験の結果を報告するとともに,そのようなデバイスを用いて実装可能な3状態のデコイフリーQKDプロトコルのセキュリティ解析を行う。
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