論文の概要: ioPUF+: A PUF Based on I/O Pull-Up/Down Resistors for Secret Key Generation in IoT Nodes
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2511.18412v1
- Date: Sun, 23 Nov 2025 11:55:22 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-11-25 18:34:24.828306
- Title: ioPUF+: A PUF Based on I/O Pull-Up/Down Resistors for Secret Key Generation in IoT Nodes
- Title(参考訳): ioPUF+:IoTノードのシークレットキー生成のためのI/Oプルアップ/ダウンレジスタに基づくPUF
- Authors: Dilli Babu Porlapothula, Pralay Chakrabarty, Ananya Lakshmi Ravi, Kurian Polachan,
- Abstract要約: ioPUF+はIC(Integrated Circuits)とそれを含むIoTノードのためのユニークな指紋を生成する。
PUFはICのI/Oピン上のプルアップ抵抗値とプルダウン抵抗値を測定してデバイス固有の応答を生成する。
ioPUF+には、生のPUF応答を暗号的に使用可能な秘密鍵に変換する完全なデータパスが含まれている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.1199955563466263
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this work, we present ioPUF+, which incorporates a novel Physical Unclonable Function (PUF) that generates unique fingerprints for Integrated Circuits (ICs) and the IoT nodes encompassing them. The proposed PUF generates device-specific responses by measuring the pull-up and pull-down resistor values on the I/O pins of the ICs, which naturally vary across chips due to manufacturing-induced process variations. Since these resistors are already integrated into the I/O structures of most ICs, ioPUF+ requires no custom circuitry, and no new IC fabrication. This makes ioPUF+ suitable for cost-sensitive embedded systems built from Commercial Off-The-Shelf (COTS) components. Beyond introducing a new PUF, ioPUF+ includes a complete datapath for converting raw PUF responses into cryptographically usable secret keys using BCH error correction and SHA-256 hashing. Further ioPUF+ also demonstrate a practical use case of PUF derive secret keys in securing device-to-device communication using AES-encryption. We implemented ioPUF+ on the Infineon PSoC-5 microcontroller and evaluated its performance across 30 devices using standard PUF metrics. The results show excellent reliability (intra-device Hamming distance of 100.00%), strong uniqueness (inter-device Hamming distance of 50.33%), near-ideal uniformity (50.54%), and negligible bit aliasing. Stability tests under temperature and supply-voltage variations show worst-case bit-error rates of only 2.63% and 2.10%, respectively. We also profiled the resource and energy usage of the complete ioPUF+ system, including the PUF primitive, BCH decoding, SHA-256 hashing, and AES encryption. The full implementation requires only 19.8 KB of Flash, exhibits a latency of 600 ms, and consumes 79 mW of power, demonstrating the suitabilitiy of ioPUF+ for resource-constrained IoT nodes.
- Abstract(参考訳): 本研究では、IC(Integrated Circuits)用のユニークな指紋を生成する新しい物理非閉塞関数(PUF)と、それを包含するIoTノードを組み込んだioPUF+を提案する。
提案するPUFは、ICのI/Oピン上のプルアップ抵抗値とプルダウン抵抗値を測定してデバイス固有の応答を生成する。
これらの抵抗体は、ほとんどのICのI/O構造に統合されているため、ioPUF+はカスタム回路を必要とせず、新しいIC製造も必要としない。
これにより、ioPUF+は、COTS(Commercial Off-The-Shelf)コンポーネントから構築されたコストに敏感な組み込みシステムに適している。
新しいPUFの導入以外にも、ioPUF+には、生のPUF応答をBCHエラー修正とSHA-256ハッシュを使用して暗号化的に使用可能な秘密鍵に変換する完全なデータパスが含まれている。
さらに ioPUF+ は、AES 暗号化を用いたデバイス間通信の確保において、PUF がシークレットキーを導出する実用的なユースケースも示している。
Infineon PSoC-5マイクロコントローラにioPUF+を実装し,標準PUF測定値を用いて30デバイスにわたる性能評価を行った。
その結果、信頼性(デバイス間ハミング距離100.00%)、強い独自性(デバイス間ハミング距離50.33%)、準理想的均一性(50.54%)、無視可能なビットエイリアシングが得られた。
温度と供給電圧の変動による安定性試験では、それぞれ最悪のビットエラー率は2.63%と2.10%である。
また、PUFプリミティブ、BCHデコード、SHA-256ハッシュ、AES暗号化など、完全なioPUF+システムのリソースとエネルギー使用量をプロファイルした。
完全な実装では、Flashの19.8KBしか必要とせず、600msのレイテンシを示し、79mWの電力を消費し、リソース制約のIoTノードに対するioPUF+の適合性を実証している。
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