論文の概要: Increasing two-photon entangled dimensions by shaping input beam
profiles
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.04717v2
- Date: Thu, 23 Apr 2020 01:44:48 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-11 13:35:50.958755
- Title: Increasing two-photon entangled dimensions by shaping input beam
profiles
- Title(参考訳): 入力ビームプロファイル形成による2光子絡み合い次元の増大
- Authors: Shilong Liu, Yingwen Zhang, Chen Yang, Shikai Liu, Zheng Ge, Yinhai
Li, Yan Li, Zhiyuan Zhou, Guangcan Guo, Baosen Shi
- Abstract要約: 本稿では, 絡み合った光子対のより大きなスパイラル帯域幅を生成するための簡単な方法を示す。
実験および理論的両面から検討した結果,OAM検出に用いる単モードファイバのモードプロファイルのほぼ逆の指数ポンププロファイルにより,より大きなSBが得られることがわかった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.031707038309234
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Photon pair entangled in high dimensional orbital angular momentum (OAM)
degree of freedom (DOF) has been widely regarded as a possible source in
improving the capacity of quantum information processing. The need for the
generation of a high dimensional maximally entangled state in the OAM DOF is
therefore much desired. In this work, we demonstrate a simple method to
generate a broader and flatter OAM spectrum, i.e. a larger spiral bandwidth
(SB), of entangled photon pairs generated through spontaneous parametric
down-conversion by modifying the pump beam profile. By investigating both
experimentally and theoretically, we have found that an exponential pump
profile that is roughly the inverse of the mode profiles of the single-mode
fibers used for OAM detection will provide a much larger SB when compared to a
Gaussian shaped pump.
- Abstract(参考訳): 高次元軌道角運動量(OAM)自由度(DOF)に絡み合った光子対は、量子情報処理の能力向上の可能な情報源として広く見なされている。
したがって、oam dof において高次元の極大絡み合い状態を生成する必要性は非常に望ましい。
本研究では,ポンプビームプロファイルの修正により,自発的パラメトリック・ダウンコンバージョンにより発生した絡み合った光子対のより広範でフラットなoamスペクトル,すなわちより大きなスパイラル帯域(sb)を生成する簡易な方法を示す。
実験および理論的に検討した結果,oam検出に用いる単一モードファイバのモードプロファイルとほぼ逆の指数型ポンププロファイルがガウス型ポンプと比較してはるかに大きなsbが得られることがわかった。
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